塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

クラブワールドカップ始まる

2009-12-12 01:39:08 | 日記
 FIFAクラブワールドカップがアブダビで始まりました。このブログは浦項スティラーズとマゼンベの、前半15分までを観戦した後に書いているのですが、非常に興味深いことを発見しました。

 まず浦項の縦に突き抜ける攻撃の鋭さは凄まじいですね。J1だとグランパスエイトがサイドアタックを得意にしていますが、僕の印象では浦項の方が一枚も二枚も上です。クロスの弾道も正確ですし、仮にグランパスが決勝進出を果たしていても、浦項から勝利を得る事は難しかったのではないかと思います。

 一方のマゼンベは他のアフリカ諸国同様、脚力と跳躍力が非常に優れています。またチャンスとみるや果敢にシュートを打つその姿勢は、素直に羨ましいと思いました。日本代表やJ1ではシュートチャンスと僕らが思っても、ボールをこねくりまわしているだけで、結局何もしないまま終わってしまうことが多いからです。
 やはりサッカーは、シュートを打たない限り何も始まりません。

 マゼンベの姿を見ているうちに、日本がカメルーンと初戦で対戦する事は、日本に大きなアドバンテージがあると感じました。
 脚力と瞬発力で日本はカメルーンにかないません。例えば中盤の中途半端な位置でボールをインターセプトされたなら、日本は圧倒的に不利です。後から追いかける形になれば、バックチャージでのボール奪取を覚悟しなければなりませんし、下手をすれば退場者を生みかねませんし、PKの可能性も高まります。

 2戦目、3戦目ですと連戦の疲労で試合中集中力が途切れてしまうかもしれませんが、初戦ならばコンディション調整に間違いが無い限り、体力と集中力に不安は感じられないはずです。日本がカメルーンを凌ぐ攻撃も期待できます。

 先日はオセアニア代表のオークランドシティが、オセアニアのクラブとして初勝利を挙げたそうです。今季は日本開催でないため、例年のようにリアルタイムで情報が伝わってきませんが、クラブワールドカップは今年も新しい発見がありそうです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする