こんなふうになったのは誰とかさんのせいだなんて、人を恨んじゃうこと、あるよね。でも、こんなことしてて、幸福になれるのかなあ? なーんて疑問もってる人、いませんか?
幸福の科学の大川隆法先生は、『人生の王道を語る』(幸福の科学出版)で、「人生の再建」と題して、こう教えておられます。
まずいちばん最初に申し上げておきたいことがあります。
それは、仏教のなかで言われる「恨み心で恨みは解けない」という言葉です。この一行の文句、これがわからない人が数多くいるのです。
苦しみ、悲しみ、病気、挫折、そういうもののなかに自分があるとき、人はどうしても自分以外の何かのせいにしてみたいという気持ちになります。そして、その気持ちが、単に自分の本来あるべき姿から逃げた姿勢であるだけではなく、もっと積極的に他の人を恨むという感情となっておられる方もいます。(中略)
ごく自然な感情と言えばそれまでですが、しかし、そのような思いをもってしては、決して幸福になることはできません。成功することもまたできないのです。まず最初に、これを言っておきたいのです。
なぜであるか、おわかりでしょうか。
自分の心の傷、自分たちの心の傷をストレートに吐き出しているならば、それで胸の内はすっきりとするように思うかもしれませんが、その実、そういう心でもって生きつづけるということは、自分自身の魂が、知らず識(し)らず、毎日、毎日、砒素(ひそ)の毒とでもいうべき毒素を飲み続けることにほかならないのです。
正義の観点からいって自分の思いは正義であると思うかもしれませんが、残念ながら、いかなる理由がそこにあるとしても、人を恨むことによって絶対に幸福にはなれないということになっているのです。
それは、その思いが、その本質をつきつめたならば、相手を不幸にしたいという気持ちだからです。いかなる理由に基づくにせよ、他の者を害したいという思いは、神の心に反した思いなのです。その思いは、単に相手に届くのみならず、必ず自分自身に返ってくるようになっております。それが法則なのです。
(76~79ページ)
「恨み心で恨みは解けない」。
そのような思いでは、決して幸福になることはできないし、成功することもできない。
恨み心の本質は、相手を不幸にしたい、他の者を害したいという、神の心に反した思いであって、必ず自分自身に返ってくるのが法則である──。
つまり、幸福になりたいのであれば、不幸の再生産をしないこと。
マイナスの思いを出さないようにして、プラスの思いを出すこと、なんだろうと思います。
以前、ご紹介したことがありますが、その具体的なやり方についても、大川隆法先生は教えておられます。
大川隆法先生のお教えによって、一人でも多くの方が幸福への道を歩んで下さることを、改めて強く私は願っているのです。
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『人生の王道を語る』
大川隆法著 |
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