オレって、何も持ってないんだよね。なんだかクズみたいな人間だよね。生きてる価値ないよね? なーんて深刻な悩み抱えてる人、いませんか?
幸福の科学の大川隆法先生は、『希望の法』(幸福の科学出版)で、こう教えておられます。
わが家では子供たちがペットとして兎を飼っています。すでに二代目の兎になっています。
兎は、かわいいものですし、餌をもらえて、なでてもらい、かわいがられて、幸福なように見えます。しかし、兎は一言も話せません。これは気の毒です。
みなさんは、「自分は惨めだ。自分には何もない」と言うかもしれませんが、そう言えるだけでも大したものではないですか。愚痴を言えるだけの言語能力があるのです。兎は、そもそも話せないのですから、気の毒なものです。(中略)
兎を見ていると、基本的に、藁と餌と水ぐらいしかもらえないし、数も数えられないし、言葉も話せません。一方、みなさんは、いま、「自分には何もない。自分はクズのような人間だ」と言っていたとしても、動物から見たら、巨大スーパーコンピュータのような存在に思えるはずです。(中略)
したがって、「人がほめてくれないのなら、少し自分で自分をほめてみよう」と考えて、その努力をしてみてください。
これは鬱社会においては特に大事です。マイナスのイメージが強いときは、プラスの思いを出して、調整し、バランスをとることです。
医学的にも、そういうことが言われています。医学では、鬱の治療をするときに、「等身大の自分、すなわち、実サイズ、実寸の自分を見るようにしましょう。マイナスのことばかりを考えず、プラスのことも考えて、等身大の自分になりましょう。『社会的に見て、このくらい』という、実寸の自分を取り戻しましょう」と言っているのです。
そういう意味で、少し自分をほめることが必要です。
また、いつもマイナスのことばかりを考えている人は、ときおり、幸福の科学の精舎や支部へ行き、「無念無想」「何も考えない」ということを練習してください。そういう人は、いつも悲観的なことばかりが頭のなかを回っているので、「考えない」という練習をすることです。
最初は五分ももたないでしょう。なかなか五分はもたないものです。無念無想で心を空っぽにすることが意外とできないので、最初は、せせらぎの音、風の音、鳥の鳴き声、滝の音、あるいは、静かな音楽、瞑想音楽などを流し、それに集中していてもよいでしょう。とにかく、無駄なことを考えるのをやめることが大事です。
たまには自分をほめてみましょう。そして、たまには「無念無想」や「無我」の境地も目指してみましょう。マイナスの思いを出すのをやめてみましょう。静かな気持ちになってみましょう。
そうすれば、仏性を持った自分のあるべき姿、自分の歩むべき道、自分に対する客観的な評価というものが、ありありと見えてくると思うのです。
どうか、そういうことを試みてください。
(95~100ページ)
自分に対してマイナスのイメージが強いときは、「人がほめてくれないのなら、少し自分で自分をほめてみよう」と考え、プラスの思いを出すことでバランスをとること。
また、いつもマイナスのことばかり考えている人は、ときに幸福の科学の精舎や支部へ行って、何も考えない「無念無想」を練習して、マイナスの思いを出すのをやめてみるとよい。
そうすれば、仏性を持った自分に対する客観的な評価が、ありありと見えてくる──。
悲観的な思いが強いときは、まずは、自分で自分をほめてみようって。
また、幸福の科学の精舎や支部に足を運んで、「無念無想」の練習をしてみようって。
今日、いくつか、対応の方法を教えていただきました。
いまの自分にあてはまると思った方、ぜひ一度、やってみることをお勧めしたいと私は思っているのです。
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『希望の法』
大川隆法著 |
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