ゆーぱの部屋 ~幸福の科学の教えから~
幸福の科学の教え(大川隆法先生の書籍)で、みなさまの人生の悩みや疑問などを解決するお手伝いをします。
 



日本って、自由主義の国なんだから、もちろん政治参加の自由、あるんでしょ? なーんてこと考えてる人、いませんか?

幸福の科学の大川隆法先生は、『宗教立国の精神』(幸福の科学出版)で、こう教えておられます。

 「新しい人々にチャンスが与えられる」ということ、そして、「未来の国をつくっていく原動力になる機会が均等に保障されている」ということは、非常に大事なことであると思います。
 ところが、現実はどうでしょう。今、小選挙区制というものがあり、また、国民が頼んだわけでもないのに二大政党制ができていて、自民党か民主党に所属していなければ、国会議員になることはとても困難です。「このどちらかを選べ」というようなことになっています。私どもは、これを「不毛の選択」と呼んでいます。
 このように、「政治参加の自由」も制限されています。
 この自由な政治参加を阻むものは何でしょうか。それは、昔から「三バン」と言われている、「ジバン(地盤)・カンバン(看板)・カバン(鞄)」です。親、祖父、あるいは、それ以前の人の地盤を譲り受けたか。何らかの、この世的な“看板”があるか。“鞄”、すなわち、お金があるか。
 この「三バン」が揃わなければ、立候補してもなかなか当選できませんし、しかも、自民党か民主党のどちらかを選ばなければ、事実上、国政に参加できないのが現状です。これについては、「明らかに違憲状態が続いている」と言わざるをえません。今、私は、「小選挙区制における二大政党制は違憲状態にある」と感じているのです。
 やはり、新しい政治参加が自由にできるような制度をつくらなければいけません。「政治参加における自由」の創設が必要なのです。
 もう“貴族”は結構です。世襲制貴族は結構です。それは、昔の時代に、千年以上、経験しました。
 明治維新以降、庶民が政治を行う時代が来たのです。せっかく、そういう制度をつくったのに、どうして昔返りをするのでしょうか。どうして江戸時代に返るのでしょうか。どうして平安時代に返るのでしょうか。どうして奈良時代に返るのでしょうか。
 どうか、「政治参加の機会の平等」というものが最大限に保障されるようであってほしいと思います。現代の“貴族制”を打破しなければいけないのです。
 二大政党である自民党と民主党には、両方とも、「ジバン・カンバン・カバン」を持っている世襲議員が多くいて、彼らは現代の貴族となって国政を運営し、今日のような混乱や悪政を招くとともに、国民に重税を課している状況にあるわけです。
 そのため、私は、日本の政治を民主主義の原点に返そうとしているのです。それは、「古代ギリシャにおける政治」であって、今、彼らがやっている政治ではありません。
 古代ギリシャにあったような、「政治参加の自由」が必要です。各人が政治に参加し、公開の討論ができる「自由の広場」を創設するべきです。公的空間に自由の広場を創設することによって、この国に対し、国民が自覚と責任を持てる体制を再構築しなければならないと思います。
(79~82ページ)

新しい人々にチャンスが与えられ、未来の国をつくる原動力になる機会が均等に保障されていることは、非常に大事なことである。

しかし、現実には、小選挙区制で二大政党制ができて、「三バン」が揃わなければ立候補しても当選できないし、これを持つ世襲議員が現代の貴族となって混乱や悪政を招き、国民に重税を課している。

小選挙区制における二大政党制は違憲状態にある──。

大川隆法先生は、ここまで厳しくおっしゃっています。

この日本では、実は「政治参加の自由」なんて国民に保障されていなかったってこと。知ってみると、衝撃的な話ではあります。

立候補の自由が形の上で保障されてはいても、実際には、「三バン」を持ってないとそもそも当選しないし、自民党と民主党のどちらかから出ないとほとんど当選しない、という仕組みになっている。

こんなおかしなことになっているってことは、幸福実現党という新しい政党を応援する経験をしたことがある人は、誰もがものすごく実感してると思います。

大川隆法先生は、だからこそ、日本の政治を、民主主義の原点である「古代ギリシャにおける政治」に戻そうとしておられるわけで、この理想主義的な運動というのは、なかなか理解されにくいのがこれまでの実情でした。

でも、日本の政治の世界はこのままでいいんでしょうか。なんとかしていかないといけないだろうと強く強く私は感じているのです。
 

『宗教立国の精神』大川隆法著


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