手塚治虫って、亡くなってだいぶたつけど、最近、また名作『火の鳥』が映画になったりしたでしょ。いまどうしてるのかなあ? なーんて疑問もってる人、いませんか?
幸福の科学の大川隆法先生は、『手塚治虫の霊言』――復活した“マンガの神様”、夢と未来を語る(幸福の科学出版)のまえがきで、次のように説いておられます。
創作の面白さや厳しさについて、フト考えると、時折、手塚治虫のことを思い出してしまう。
私にはマンガ家との出会いはそう多くはない。しかし、東大教養学部の駒場祭で、九百番教室に手塚氏をお招きした時の感激は、四十年経った今も忘れない。とにかくユーモアがあって、口で語るより、絵を描くほうが早いのだ。仏頂面(ぶあいそうな顔つき)をした東大生たちがドッと笑うのだ。
その十数年後(一九九一年)、私も東大本郷の時計台の前で五月祭に「黎明の時代」という講演をやって、二千人以上集めたが、「正義の味方」を語った手塚氏とは違って、芝生の上でノートを広げてメモを取る学生が多かった。
同じく創造力を求めた二人の価値観の違いがよく表れていて、本書はクリエーターを目指す人たちにとっては、貴重なヒント集になるだろう。
(1~2ページ)
創作の面白さや厳しさと、手塚治虫。
クリエーターを目指す人たちにとっては、貴重なヒント集になるだろう──。
“マンガの神様”とまで言われた方です。
そのマンガ「鉄腕アトム」を小さいころに読んでいたことで、ロボット研究者になって名を成している科学者の話を、最近、よく聞く気がします。
この天才と言うべき著名な漫画家は、21世紀に暮らす私たちに、どんな話をしてくれるんでしょうか?
興味は尽きません。
霊言集なのでマンガを描いてはくれないわけですが、でも、やはりその語り口のそこここに、並外れて大量の作品群を生み出した創作の秘密が、見え隠れしている気が私はしているのです。
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『手塚治虫の霊言』
大川隆法著
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