いま政治でお金のところが問題になってるよね。そういえば、三木武夫って総理、クリーンだったんでしょ。亡くなってだいぶたつと思うんだけど、いま、どうしてるのかなあ? なーんて疑問もってる人、いませんか?
幸福の科学の大川隆法先生は、『三木武夫元総理の霊言──戦後政治は、どこから歯車が狂ったのか』(幸福の科学出版)のまえがきで、次のように述べておられます。
三木元総理は、私と同県人であるとともに、同時代人でもある。「クリーン三木」を標榜し、左翼系マスコミをバックにつけるのに成功した。自民党主流派と対立しつつ、政権運営をする、といった離れ技を演じた。
ただ、外為法違反などという、本来サラリーマンを対象とするような経済法で、一国の元総理を逮捕させたのは、やはり私怨だったのではないか、という疑念が今日も私の念頭からは去らない。(中略)
検察がヒーローになる時代は、資本主義の精神が死に、長期の不況と見せしめ政治がやってくる時である。
偽善的正義が世に蔓延せぬよう、注意力を高めねばなるまい。
(1~2ページ)
本来サラリーマンを対象とするような経済法で、一国の元総理を逮捕させたのは、やはり私怨だったのではないか。
検察がヒーローになる時代は、資本主義の精神が死に、長期の不況と見せしめ政治がやってくる時である。
偽善的正義が世に蔓延せぬよう、注意力を高めねばなるまい──。
「金権政治」と言われた田中角栄・元総理の政治手法に対して、「クリーン三木」として名を残した、三木武夫・元総理の霊言集です。
一国の元総理(田中角栄)の逮捕というのは、有名な「ロッキード事件」のことですが、このまえがきのトーンを見るだけで、この事件に対する大川隆法先生の評価が感じられます。
「戦後政治は、どこから歯車が狂ったのか」というサブタイトルも、三木政権の評価を暗示しているようです。
政治とカネの問題だけでなく、赤字国債や国防軽視の問題など、今につながる戦後政治全般に興味がある方に、強くお勧めできるテキストの一つではないかと、改めて私は思っているのです。
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『三木武夫元総理の霊言』
大川隆法著
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