あーあ、オレって、仕事でスランプなんだ。どうしたらいいのかな? なーんて疑問もってる人、いませんか?
幸福の科学の大川隆法先生は、『感化力』(幸福の科学出版)で、こう教えておられます。
スランプの具体的な原因としては、オーバーワーク(過労)が最も多いと思います。
したがって、スランプに陥りそうなときには、「自分の現在の体力や気力、知力で、どの程度までもつか」ということを考えてみて、一週間先、あるいは一カ月先までの行動計画、スケジュールを洗い直してみることが必要です。
その結果、「どうしても無理がある」と思ったならば、適度な休みを入れていく以外に手はありません。「現在の体調からすると、このスケジュールでは少し危ないな」と思ったときには、事前に適度な休みを入れることです。
ときには不眠不休で働かなくてはならないこともあるでしょうが、よい仕事を長く続けていくためには、適度な休みを入れることが大切です。休みを入れた分は別の日に取り返せばよいのです。
しだいに低空飛行になって、地面すれすれを、ふらふらと飛んでいるよりは、いったん着陸し、給油を行い、機体をチェックして、再び飛び上がったほうが、よい結果が出るのです。
「自分に適度な休みを与えることも知恵の一つだ」ということを知ってください。(中略)
スランプといっても、普通のスランプとは少し違い、霊障によるスランプの場合もあります。霊障とは、何らかの悪しき霊的な影響を受けている状態、悪霊に取り憑かれている状態のことです。世の中には霊障の人も多いので、いろいろな人に会っていると、自分も霊障になることがよくあるのです。
霊障になると、憂鬱で不幸感覚が強くなります。ビジョンは暗くなり、物事が悪くなっていきそうに感じられ、消極的な思いが強くなるのです。
そして、肉体はだるく、いらいらして、愚痴っぽくなってきます。
また、判断力が鈍り、明快な結論が出せなくなって、判断を先に延ばすようになります。
さらには、他の人のことをあまりよく思わなくなります。たとえば、他の人に仕事を任せても、きちんとやってくれないような気がするのです。
そのため、「あの人は信用できない。この人も信用できない。自分でやらなければ」と思って発奮するのですが、思ったほどのことはできません。そして、「他人も自分も信用できない。神様も信用できない」という心境になり、ますますスランプに陥っていくのです。
こういう兆候に気づいたときには、「霊障型スランプではないか」と疑ってみてください。単なる体調不良ではないことも多いのです。
人間は、「自分はスーパーマンではないのだから、スランプになることもあるのだ」という認識を持たなくてはなりません。そして、スランプの兆しを発見したならば、「危ないな」と思うことです。そこから対策が立ちはじめるのです。
(192~200ページ)
スランプの原因で最も多いのは、オーバーワーク(過労)である。
だから、スランプに陥りそうなときには、事前にスケジュールを洗い直してみて、適度な休みを入れていくこと。
ただし、憂鬱で不幸感覚が強くなる、だるくいらいらして愚痴っぽくなる、判断を先延ばしする、他人をよく思わなくなる、というような兆候があれば、霊障によるスランプなので、「危ないな」と思うことから、対策が立ちはじめる──。
スランプには、さまざまな形があります。
この続きは、また別の機会に、ご紹介したいと思います!
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『感化力』
大川隆法著 |
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