人が死んだときって、ほんとはどんなことが起きてるの? なーんて真っ直ぐな疑問もってる人、いませんか?
幸福の科学の大川隆法先生は、最新刊の書籍『霊的世界のほんとうの話。』(幸福の科学出版)で、こう教えておられます。
私たちは、肉体の死によって滅んでしまうわけではありません。肉体には魂が宿っており、死後は、その魂が肉体から離れ、あの世へと旅立っていくわけです。
ところが、通常、自分が死んだことが、なかなか分からないのです。もちろん、亡くなって、その日のうちに、さっと肉体から出ていく人もいますが、普通の人は、自分が死んだことが、すぐには分かりません。そこで、しばらくは、病気の延長のようなつもりで、肉体のなかにいるのです。
そして、周りの人が、「ご臨終です」とか、いろいろなことを言っているのを、「まだ生きているのに、おかしなことを言うなあ」と思って聞いています。(中略)
「心臓が止まりました」とか言われるので、自分の胸に手を当ててみると、まだ心臓は動いているのです。
これは心臓の霊体がまだ動いているからなのですが、「あれ、おかしいな。心臓が動いているのに『止まった』と言っている。この医者は誤診をしている。『脳波も停止しました』なんて、大変なことを言っているけれども、現に脳が一生懸命に活動しているのに、何を言っているのだ」というように思うのです。
このように、通常は、「自分はまだ生きている」と思っていて、死んだことの自覚がありません。しかも最初は肉体そのままの姿でいますから、周囲の状況を変に感じるのです。(中略)また、「おかしいな。体が動かないな」ということもあり、不思議な感覚なのです。
その日は、お通夜や葬式の準備で、いろいろな人が集まってきたりするのですが、ある程度よく分かっている人だったら、「どうやら死んだかもしれないし、死んでいないかもしれないし」と、しばらくは、もうひとつよく分からない感じがします。
一方、自覚がまったくない人は、「まだ生きている」と信じているわけですから、「みんながおかしくなった」と思うのです。
そして、いよいよ、お通夜や葬式が始まり、自分の写真が額縁に入れて飾ってあったりするのを見て、「もう勘弁してくれよ。嫌だよ。まだ死にたくないよ」などと言っているのです。(中略)
その間、魂は肉体を出たり入ったりしています。まだしばらくは家のなかにいて、ときどき、屋根近く、あるいは天井近くまでフワッと浮いていき、下を見て何だか怖くなって、また戻ってみたりとか、そういうことを繰り返しているのです。
人間の後頭部には、銀色の細い線で魂と肉体がつながっているところがあります。幸福の科学では、それを「霊子線」と言っています。これが切れないかぎりは、魂が肉体に戻ってくることがありうるのです。しかし、これが切れたときは、もう二度と帰ってくることができません。
そのように、ほんとうの意味での死は、肉体が機能を停止したときではなく、通常、それから一日ぐらいはかかるものなのです。
(18~22ページ)
肉体には魂が宿っており、死後は、その魂が肉体から離れ、あの世へと旅立っていく。
しかし、通常、自分が死んだことが、なかなか分からず、周囲の状況を変に感じる。
人間の後頭部には、銀色の細い線で魂と肉体がつながっている「霊子線」があり、これが切れたときが、ほんとうの意味での死であり、肉体が機能を停止してから、通常、一日ぐらいはかかるもの──。
この霊的真実について、幸福の科学は、たくさんの書籍はもちろん、過去の映画(たとえば、映画『永遠の法』など)でも、何度も何度も、リアルな形で描き続けてきました。
10月18日から公開されている最新作の映画『世界から希望が消えたなら。』では、主人公は、死という形では霊界を体験しないわけですが、でも違った形で霊的世界との交流が描かれています。
まだ鑑賞していない方には、ぜひお勧めしたい名作映画だと私は思っているのです。
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『霊的世界のほんとうの話。』
大川隆法著 |
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