理事長ブログ 心と体を癒やす

健康とは「健体康心」の略語です。体が健やかで心が康らかな状態を指します。心身の健康をセルフケアする方法を紹介しています。

円心五法の真髄392 原発の影響

2013年05月20日 | Weblog
先週、お一人の会員さんが福島の二本松市から久々にカード講座を受講する為に上京されました。とても懐かしく再会しましたが、原発による被害の状況を聞くと想像を絶するものがありました。

新築したばかりの家を残して、他県へ避難せざるを得なかった方が、仕事を無くし、家のローンは残ったままという方や、悠々自適の生活をしていた社長が、会社経営が継続できなくなり倒産し、今は悲惨な生活を送っているなど、ひどい状況を聞かされたのです。

また、子どもたちの被爆も心配です。鼻血が止まらない子どもがいたり、食事が思うようにとれなかったり、避難先でも身体の悩みや心の悩みを抱える子どもたちが大勢いるというのです。子どもの悩みは親の悩みでもあります。まだまだ、このようなことが起きているのが現状だそうです。

東京電力の責任は非常に重いものがありますが、逃げの一手だそうです。行政の対応も後手後手で中々進まないのが現状のようです。しかし、地元の皆さんは非常に明るく、周りを当てにしないで、自分たちで福島を盛り上げようとされているそうです。

このような話を聞き、私たちも何か力になれるようなことができないだろうかと考えていました。その時に恵比寿で活動されている「絆プロジェクト」の方から資料請求を頂きました。

NPOを立ち上げ、「東日本大震災で被災したこどもたちの未来に、夢と希望を抱ける環境づくり」を理念に支援活動をするボランティア団体だそうです。

この様な支援をされているグループが身近にあることを知り、私たち協会もフットセラピーを通して避難されている皆さんの支援ができるのではないでしょうか。心身ともに疲れきっている皆さんにセラピーをさせて頂くだけでなく、家族同士が触れ合える簡単な方法を教えたいと考えています。

会員の皆様であればフットセラピーが心を癒し、家族の触れ合いで、家族の絆が強くなっていく経験をされていることでしょう。身体が健康で心が康らかであれば、何でもできます。

私たちのできる応援といえば定期的に避難生活をされているところを訪れ、施術をさせて頂いたり、セラピーの方法を教えたりすることではないでしょうか。子どもの足は他人が揉むより、親が我が子の足を揉むことが最高の触れ合いです。

本部近くにお住まいの方や被災者が避難生活をされている地区が近くにある方は是非、ボランティアでお手伝い頂けないでしょうか。「JFTA絆プロジェクト」というボランティアグループを立ち上げ、施術して回るグループと教えて回るグループに分けて活動してはどうかと思っています。

まだ、資格を持っていないが、是非、ボランティアに協力したいとお考えの方には試験料、認定料、入会金を免除し、講座を受講して頂けるような特典を付けさせて頂きます。受講費はボランティアの活動資金として使いたいと思います。

具体的な活動についてはボランティアとしてお手伝い頂ける方々と詳細を決めながら進めて参ります。当面の対応は日本フットセラピスト協会の事務局が対応させて頂きます。

多くの方のお力をお貸しください。

それでは、本日は、この辺で。

NPO法人 日本フットセラピスト協会
理事長 本山 硯士

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