理事長ブログ 心と体を癒やす

健康とは「健体康心」の略語です。体が健やかで心が康らかな状態を指します。心身の健康をセルフケアする方法を紹介しています。

円心五法の真髄590 もうすぐ「立夏」いよいよ夏の始まりには!

2017年05月03日 | Weblog
今年の立夏は5月5日です。いよいよ夏の季節が始まります。立夏に合わせるように、各地で25℃以上の夏日の日が報告されています。

夏は「五行」では「火」に当たります。「火」に関わる経絡は「心経」と「小腸経」で循環器や消化吸収に影響していきます。

まだ、夏本番ではありませんので、猛暑による暑さの害は少ないのですが、暑さになれていないこの時期も熱中症には充分に気をつけましょう。

さて、夏本番に向けて循環器のトラブルといえば心筋梗塞が頭に浮かびます。ちょうど、NHKの「ガッテン」で強い心臓を作るという番組を放送していました。

心筋梗塞といえば心臓の筋肉に血液を送り込んで心臓自体の働きを司っている筋肉に血液が行かなくなり死滅することです。

ところがこの血管が詰まり、鼓動が停止したとしても、亡くなる可能性が低く、後遺症も残らず回復する「強い心臓」を作る方法を番組で紹介していました。

ご覧になられた方も多いのではないでしょうか。とても簡単な方法ですのでご紹介したいと思います。

心筋梗塞を起こす直前に狭心症の発作を起こした人は救命率が高くなることが知られています。

酸欠状態で心臓に負荷がかかると、ミトコンドリアが活性され、心臓が強くなるという仕組みの解明が進んでいるようです。

日常生活で手軽にできる強い心臓を作る方法を紹介します。

心臓の病気などをもっていない方には

心拍数を110程度で有酸素運動を行い、これにちょいキツ筋トレを行うというものです。

お勧めなのは30分程度の速足歩きです。心拍数110程度の速足歩きは隣の人と会話ができ、歩き出したら少し汗ばんでくる程度の速さです。

ちょいキツ筋トレは「壁立て伏せ」や「壁つかまりスクワット」などがあ勧めです。壁に手を当て、足を少し後ろに引き、ゆっくり腕を曲げ、ゆっくりと元に戻します。1日10回から始め、増やします。

スクワットは壁に手を当て、ゆっくりお尻を下ろし、椅子に座るように膝を曲げ、ゆっくりと元に戻します。10回程度から始め、少しずつ増やしていきます。

簡単な運動と同時に心経や小腸経の経絡の滞りが起きないように手の小指を良く揉み、爪の際をグリグリと揉みましょう。

それでは本日はこの辺で。

NPO法人日本フットセラピスト協会
理事長 本山 硯士

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