最近のマスコミで多く取り上げられている「かかと落とし」を検証してみましょう。
骨は硬いので変化しないと思われがちですが、常に破骨細胞が古い骨を壊し、骨芽細胞が新しい骨を作るという新陳代謝を繰り返しています。
加齢や生活習慣で骨吸収と骨形成のバランスが崩れ、骨吸収が上回ると骨粗鬆症になります。
男性より女性に多いのは閉経後に骨を強くする女性ホルモン(エストロゲン)の分泌が低下することで骨粗鬆症になりやすくなります。
そこで、早めの予防が大切です。カルシウムやたんぱく質を多く含む食事と同時に骨密度を落とさないための手軽な運動が「かかと落とし」です。
つま先立ちになり、床にかかとを打ち付けるように落とすという簡単な運動です。1日30回以上行うだけで、予防できなら実践するしかありません。
頭まで衝撃が伝わるようにストンと落とすことがポイントです。体重の3倍もの負荷が、骨芽細胞を活性化させ、骨粗鬆症の予防につながります。
また、「かかと落とし」は糖尿病や認知症にも効果が期待できるようです。
血液中の骨ホルモン(オステオカルシン)の量が少ないと、血糖値が高い傾向にあることが分かってきました。
まだ、はっきりと解明されてはいませんが、これまでの研究によると、『タンパク質の糖化』が大きく関わっているのではないかと考えられています。
糖はタンパク質と反応しやすく高血糖が続くと、タンパク質に糖がくっついてしまう「糖化」が起こります。骨のタンパク質も同様に糖化してしまいます。
糖化したタンパク質は本来の働きができず、骨ホルモンの働きも鈍ってしまうのではないかというのが専門家の説です。(NHKのガッテンより)
また、かかとの上げ下げはふくらはぎの働きも高めてくれます。「かかと落とし」運動は第二の心臓の働きも高まり、全身の血液循環が良くなるのです。
「かかと落とし」で骨粗鬆症を予防しましょう。
それでは本日はこの辺で。
NPO法人日本フットセラピスト協会
理事長 本山 硯士
骨は硬いので変化しないと思われがちですが、常に破骨細胞が古い骨を壊し、骨芽細胞が新しい骨を作るという新陳代謝を繰り返しています。
加齢や生活習慣で骨吸収と骨形成のバランスが崩れ、骨吸収が上回ると骨粗鬆症になります。
男性より女性に多いのは閉経後に骨を強くする女性ホルモン(エストロゲン)の分泌が低下することで骨粗鬆症になりやすくなります。
そこで、早めの予防が大切です。カルシウムやたんぱく質を多く含む食事と同時に骨密度を落とさないための手軽な運動が「かかと落とし」です。
つま先立ちになり、床にかかとを打ち付けるように落とすという簡単な運動です。1日30回以上行うだけで、予防できなら実践するしかありません。
頭まで衝撃が伝わるようにストンと落とすことがポイントです。体重の3倍もの負荷が、骨芽細胞を活性化させ、骨粗鬆症の予防につながります。
また、「かかと落とし」は糖尿病や認知症にも効果が期待できるようです。
血液中の骨ホルモン(オステオカルシン)の量が少ないと、血糖値が高い傾向にあることが分かってきました。
まだ、はっきりと解明されてはいませんが、これまでの研究によると、『タンパク質の糖化』が大きく関わっているのではないかと考えられています。
糖はタンパク質と反応しやすく高血糖が続くと、タンパク質に糖がくっついてしまう「糖化」が起こります。骨のタンパク質も同様に糖化してしまいます。
糖化したタンパク質は本来の働きができず、骨ホルモンの働きも鈍ってしまうのではないかというのが専門家の説です。(NHKのガッテンより)
また、かかとの上げ下げはふくらはぎの働きも高めてくれます。「かかと落とし」運動は第二の心臓の働きも高まり、全身の血液循環が良くなるのです。
「かかと落とし」で骨粗鬆症を予防しましょう。
それでは本日はこの辺で。
NPO法人日本フットセラピスト協会
理事長 本山 硯士