理事長ブログ 心と体を癒やす

健康とは「健体康心」の略語です。体が健やかで心が康らかな状態を指します。心身の健康をセルフケアする方法を紹介しています。

円心五法の真髄278東京マラソン

2011年03月07日 | Weblog
東京マラソンも今回で5回目を迎えました。

初めての東京マラソンでは浅草の雷門の前まで応援に行きました。

参加ランナーがとても楽しそうに走ったり、雷門の前で記念写真を撮ったりしているのを見て、次回は参加を申し込もうと思ったのを覚えています。

今回の見どころは実業団で活躍している選手ではなく、一般参加の川内選手が日本人トップの3位でゴールしたことです。

タイムも2時間8分37秒の好タイムで8月の世界選手権代表に内定しました。

子供のころから走ることが好きで、箱根駅伝で走るのが夢だったそうです。

しかし事故に遭い一時走ることができず、それでも復帰し、学習院大学時代に大学自体は箱根駅伝の出場権は取れませんでしたが、学生選抜に選ばれ箱根の山くだりを2回経験し夢をかなえたのです。

今回ゴールする瞬間、死に物狂いとはこのことを指すのではないかと思うほど必死さが伝わり、倒れ込むようにゴールしました。

今のマラソン界に新しいガッツのあるヒーローが誕生してきました。

「観念は生物なり、必ず肉を支配する」の言葉を思い出しました。

観念(強力な思い)は生き物のように体を支配していくという意味ですが、川内選手も子供の時からの夢を確実に手にしてきている姿はとても感動的です。

東京マラソンが過熱する中、中々抽選に当たることが難しいようです。

私も是非、一度参加したいと思っていますが、当たりません。しかし、参加者の中には準備不足で参加する人も多く、トラブルを引き起こしているようです。

準備も当然ですが、走った後のケアは充分でしょうか。

フルマラソンを走れば当然相当の疲労が残っているはずです。このような時にお勧めしたいのが、足操術(フットセラピー)です。

表層筋だけでなく深層筋までもがゆるみ、早く疲労を解消することができます。

それでは簡単なセルフケアをご紹介しましょう。

温めて行えばより効果的ですので、お風呂や足湯(フットバス)で充分に温めましょう。

血液循環が良くなったところで足のケアを行います。

①イスに座り、右膝の上に左足を乗せ、足趾の間に手指を差し込み、足首を回します。肩の力を抜き楽にグルグルと回しましょう。
脚全体の筋肉を緩める効果があります。回数は最低片側20回、時間があれば多く回しましょう。

②手指を取り、足趾を第5趾から順に付け根から回します。10回以上回したら逆方向にも回します。次に足趾の付け根から趾先にかけてグリグリと少し痛いくらいに揉みます。第1趾まで順に行います。

③脛骨の内側の際に親指を並べて置き、脛骨に沿って足首から膝に向かって押し揉みします。
やり方は骨の際に親指を当てたまま船の艪を漕ぐように揺らして少しずつ膝の方に移動します。これを3往復。

④脛骨の外側に4本指を当て、③と同様に船の艪を漕ぐように足首から膝までを3往復します。

⑤足首を両手で包みこみ全体で圧迫したら、緩めて膝の方に少し移動して同様に両手で圧迫します。太ももの付け根まで3回行います。(注、往復はしません)

⑥両手で足首を包み込み、今度はふくらはぎの裏側に4本指を立て指先を押しこむように刺激します。膝裏までいったら、足首から同様に3回繰り返します。

⑦⑤をもう一度行います。脚を変え、逆の脚にも行います。

血液循環がよくなり、脚の筋肉が緩み、筋肉疲労が早く解消されることでしょう。

ご自身でセルフケアを行えば一番いいのですが、サロンで専門のフットセラピストの施術を受けるのとても心地よいものです。

協会の認定資格を取得され全国でサロンを開いている方が多くいますので、足を運んでみてはいかがでしょうか。

ということで、本日は、この辺で。

NPO法人 日本フットセラピスト協会
理事長 本山 硯士

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