昨日あたりから目がかゆくてかゆくてたまりません。くしゃみはそれほどではありませんが、マスクは欠かせません。毎年、病院に行かないでどこまで回復できるか頑張っています。
早めに病院に行って予防しましょうとテレビなどでは言っていますが、本当の解決にはならないだろうと、病院に行かないで過ごしています。自分なりに経絡を流したり、足湯をしたり、解緊運動で鼻の導引を行ったりと試しています。だからこそ、この程度で治まっているのかも知れません。
鼻にかかわる経絡といえば、「肺経」や「大腸経」があります。この経絡は呼吸器全般に関わっていますが、面白いことに大腸の働きにも影響を与えます。花粉症の対策として乳酸菌が取り上げられていますが、東洋医学では肺と大腸は深いつながりがあると捉えています。
鼻や気管支、肺といった呼吸器の働きを高めるには「肺経」のエネルギーの流れを良くしておくことが大切です。肺経は胸の大胸筋から始まり、三角筋や上腕二頭筋を通り、親指にある井穴「少商」につながっています。
手軽にできるセルフケアを実践しましょう。新発売のメリフィックアロマオイルの「スパイダーリリー」を使って行います。手の平側の親指の手首の際にある原穴「太淵」にオイルを塗り押し揉みします。その後、親指の外側の爪の際にある井穴「少商」にもオイルを塗り、強めに3回押します。
また、腸の環境を整えることも重要です。腸内には善玉菌や悪玉菌などの腸内細菌が、腸の環境に影響を与えています。腸の環境が良ければ免疫力も高まり、花粉症対策にも効果的です。
そこで、大腸経のエネルギーの流れも良くしておきましょう。大腸経は人差し指の親指側の爪の角にある井穴「商陽」から始まり、手の甲側の原穴「合谷」を通り、肩の三角筋、僧帽筋、首の広頚筋から口の口輪筋まで流れています。
大腸経も「スパイダーリリー」のオイルを使ってセルフケアを行います。まず、人差し指の井穴「商陽」にオイルを塗り強めに3回押します。次に親指と人差し指の交わるところにある原穴の「合谷」にオイルを塗り、よく押し揉みします。
花粉症もアレルギー性鼻炎のひとつです。このアレルギーには副腎の働きを活発にして副腎皮質ホルモンの分泌が正常に行われるように日常のケアが大切です。副腎に関係するツボは「湧泉」です。足裏の重要なツボで、足を両側から軽く挟むようにしたときにできる「人」文字の交わるところが「湧泉」です。
「湧泉」は「腎経」の井穴(私たちは「湧泉」から氣の流れのある「内至陰」を井穴と捉えています)ですので、「腎経」や「膀胱経」のエネルギーを流してくれる「ワックスアップル」のオイルを使ってセルフケアを行いましょう。
「湧泉」にオイルを塗り、よく押し揉みします。強く押したいときはゴルフボールを使うととても楽に押せます。足裏の「湧泉」のところにゴルフボールを持っていき、ボールを踏みつけます。立ち上がって踏みつければ、もっと強く押せます。
また、第5趾には腎経の「内至陰」が第4趾側の爪の角にあり、逆の外側に「膀胱経」の井穴「至陰」があります。第5趾にオイルを塗り、よく揉み解した後に「内至陰」や「至陰」を強めに3回押します。
次に内踝周辺にオイルを塗り、揉み解します。ここには腎経の経絡が流れています。最後に内踝のすぐ下にある「照海」のツボを3回押します。続いて、外踝周辺にもオイルを塗ります。ここには膀胱経の経絡が流れており、外踝とアキレス腱の間にある「崑崙」のツボにもオイルを塗り、3回押します。
メリフィックアロマオイルを使われていない方はイメージがわかないと思いますが、オイルがなければそのまま、押したり揉んだりしてみましょう。花粉症でお悩みでしたら、是非、実践してみてください。来年は花粉が飛び出す前から行うとより効果が期待でます。
それでは本日はこの辺で。
NPO法人日本フットセラピスト協会
理事長 本山 硯士
早めに病院に行って予防しましょうとテレビなどでは言っていますが、本当の解決にはならないだろうと、病院に行かないで過ごしています。自分なりに経絡を流したり、足湯をしたり、解緊運動で鼻の導引を行ったりと試しています。だからこそ、この程度で治まっているのかも知れません。
鼻にかかわる経絡といえば、「肺経」や「大腸経」があります。この経絡は呼吸器全般に関わっていますが、面白いことに大腸の働きにも影響を与えます。花粉症の対策として乳酸菌が取り上げられていますが、東洋医学では肺と大腸は深いつながりがあると捉えています。
鼻や気管支、肺といった呼吸器の働きを高めるには「肺経」のエネルギーの流れを良くしておくことが大切です。肺経は胸の大胸筋から始まり、三角筋や上腕二頭筋を通り、親指にある井穴「少商」につながっています。
手軽にできるセルフケアを実践しましょう。新発売のメリフィックアロマオイルの「スパイダーリリー」を使って行います。手の平側の親指の手首の際にある原穴「太淵」にオイルを塗り押し揉みします。その後、親指の外側の爪の際にある井穴「少商」にもオイルを塗り、強めに3回押します。
また、腸の環境を整えることも重要です。腸内には善玉菌や悪玉菌などの腸内細菌が、腸の環境に影響を与えています。腸の環境が良ければ免疫力も高まり、花粉症対策にも効果的です。
そこで、大腸経のエネルギーの流れも良くしておきましょう。大腸経は人差し指の親指側の爪の角にある井穴「商陽」から始まり、手の甲側の原穴「合谷」を通り、肩の三角筋、僧帽筋、首の広頚筋から口の口輪筋まで流れています。
大腸経も「スパイダーリリー」のオイルを使ってセルフケアを行います。まず、人差し指の井穴「商陽」にオイルを塗り強めに3回押します。次に親指と人差し指の交わるところにある原穴の「合谷」にオイルを塗り、よく押し揉みします。
花粉症もアレルギー性鼻炎のひとつです。このアレルギーには副腎の働きを活発にして副腎皮質ホルモンの分泌が正常に行われるように日常のケアが大切です。副腎に関係するツボは「湧泉」です。足裏の重要なツボで、足を両側から軽く挟むようにしたときにできる「人」文字の交わるところが「湧泉」です。
「湧泉」は「腎経」の井穴(私たちは「湧泉」から氣の流れのある「内至陰」を井穴と捉えています)ですので、「腎経」や「膀胱経」のエネルギーを流してくれる「ワックスアップル」のオイルを使ってセルフケアを行いましょう。
「湧泉」にオイルを塗り、よく押し揉みします。強く押したいときはゴルフボールを使うととても楽に押せます。足裏の「湧泉」のところにゴルフボールを持っていき、ボールを踏みつけます。立ち上がって踏みつければ、もっと強く押せます。
また、第5趾には腎経の「内至陰」が第4趾側の爪の角にあり、逆の外側に「膀胱経」の井穴「至陰」があります。第5趾にオイルを塗り、よく揉み解した後に「内至陰」や「至陰」を強めに3回押します。
次に内踝周辺にオイルを塗り、揉み解します。ここには腎経の経絡が流れています。最後に内踝のすぐ下にある「照海」のツボを3回押します。続いて、外踝周辺にもオイルを塗ります。ここには膀胱経の経絡が流れており、外踝とアキレス腱の間にある「崑崙」のツボにもオイルを塗り、3回押します。
メリフィックアロマオイルを使われていない方はイメージがわかないと思いますが、オイルがなければそのまま、押したり揉んだりしてみましょう。花粉症でお悩みでしたら、是非、実践してみてください。来年は花粉が飛び出す前から行うとより効果が期待でます。
それでは本日はこの辺で。
NPO法人日本フットセラピスト協会
理事長 本山 硯士