「足は健康の要」
最近の私たちの生活は、とても便利になりました。
都会であれば、交通機関が発達しており、鉄道網が張り巡らされていて次から次に電車が走っています。
一方、地方では家族一人に1台の車が普及している所もあるぐらいです。
昔であれば歩かなければ生活できない状態でしたが、今はほとんど歩かなくても生活できるようになり、とても便利な世の中になりました。
しかし、私達の体の面から今の生活を見ると果たしてどうでしょうか?
歩くことが少なくなったことで、足の筋肉の衰え、それが体の筋肉にも影響していきます。
足は、よく第2の心臓と言われますが、それは、歩くことで足の筋肉の収縮運動がポンプの働きをして、血液を心臓に戻す役割を果たしています。
歩かなければ、充分にこのポンプの働きをしてくれません。
普段の生活の中で、歩かなくなり、足への刺激が充分に行われなくなった現在、全身の血液循環が悪くなっているのです。
また、足を使わなければ当然、足の筋肉は衰えます。
足の筋肉の衰えは、腹筋や背筋の衰えにつながります。その為、内臓を支え切れなくなり、内臓が下垂してしまいます。
肥満もそうかもしれませんが、筋肉の衰えによる内臓の下垂で、体型も崩してしまうのです。
歩かないことが、血液の循環を悪くし、内臓機能にも影響を与えていることを知る必要があります。
さらに、
姿勢の悪さが肩こりや腰痛に、ひいては内臓にも影響を与えます。
二本足歩行を行うには、抗重力筋が充分に強化されていなければなりません。
足の筋肉の衰えは、腹筋や背筋の衰えにつながります。
若い人の体格が向上したにもかかわらず、姿勢の悪い人が急増しています。
例えば、頭部は頚椎やその周辺の筋肉が支えていますが、姿勢が悪いと周辺の筋肉だけで支える形になり、肩こりになります。
腰周辺の筋肉の衰えが腰椎や椎間板に負荷をかけ腰痛の原因になります。
姿勢が悪いと内臓への負担も避けられません。
足を使わないことが姿勢を悪くし、肩や腰、内臓に大きく影響していることが分かります。
歩かないことによる体への影響はこれだけに留まりません。
実は、姿勢の悪さは、“呼吸”にも大きく影響しています。
最近の若い人は、呼吸が浅いと言われます。
生れたての赤ん坊は、腹式呼吸で深い呼吸をしていますが、いつのまにか胸式呼吸になり、浅い呼吸になっていきます。
これは姿勢が悪くなり、横隔膜を充分に動かす呼吸ができなくなってきているからです。
その為、充分に新鮮な酸素を吸い込むことができません。
この胸式呼吸が、酸素不足を引き起こし、呼吸の浅さが、今度は精神の安定に影響を与えます。
足の使用頻度、状況が、呼吸にも大きく影響しているのです。
昔、軍隊で「歩調を取れ」と言う時の歩幅が75cmと言われています。
しかし、最近の人の歩く早さは、以前よりスローになってきています。
これは、普段の生活でほとんど歩かなくなり、足の筋力が落ちたために歩幅が狭くなったことが原因のようです。
歩幅を充分に取りながら力強く歩くには、それ相当の脚力が必要ですし、二本足で歩行するためには、抗重力筋の発達が不可欠です。
筋力が落ち、歩幅が狭くなり、歩く速さが遅くなるだけでなく、すぐに地面に座り込んでしまう若者の姿はこれからの未来に暗い影を落とします。
私達は、元々足を開放する履物をはいていました。
それが近代に入り、靴を履くようになり、いつも締め付けられた靴の中に足が置かれるようになりました。
靴の本来の目的を理解しないまま、長時間靴の中に足を入れている人がほとんどです。
そのため、多くの女性が、外反母趾や内反小指などの指の変形や魚の目、タコで悩んでいます。
実は、この指の変形は、内臓機能に大きな影響を与え、ひいては歩行にも影響します。そして、歩行の乱れは、膝痛や腰痛の原因にもなります。
赤ん坊は、二本足で立てるようになり、歩き出し、徐々に足腰の筋肉もつき、しっかりと歩けるようになります。
それにともない足の筋肉や靭帯が強化され、体重の重さと重力に耐えるように土踏まずが形成されクッションの役割を果たします。
ところが、最近の子供達がゲームやパソコンで部屋の中で遊ぶことが多くなり、外で元気に遊ぶことが少なくなりました。
そのため、子供に偏平足が増え続けています。
偏平足になると充分にクッションの役割をしてくれないため、疲れやすくなり、腰痛などの原因にもなります。
子供の頃に自然の中で走り回ったりすることがとても大切です。
この内容は誇張してお話しをした訳ではありません。
皆さんの周りをご覧頂くと納得できることばかりだと思います。
私達が足を使わないことが、いかに体に悪い影響を与えているか、少しセンセーショナルな内容をお届けしましたが、とても重要なことです。
特に大きな運動をすることなく、毎日歩くことが大切です。
とはいえ、昔のように長い距離を歩くことは、なかなかできません。
そこで、人為的に歩いているのと同じような、“足の効果”を作り出すのが、足からの健康管理法「足操術(フットセラピー)」になります。
ただ単に疲れを癒すために行うのではなく、足が持つ体全体のバランスを正す、歩くことで得られる健康を、足の反射区を刺激することで同様の効果を得ようとするが、足操術です。
このブログをお読み頂いているあなたには、さらにこの足操術を、円心五法を用いたフットセラピーを極めて頂きたいと思います。
今日はこの辺で。
本 山
★フットセラピーの技術を習得するためのスクール「ウエルエイジング」
★代々木上原駅前リラクゼーションサロン「ラウンドハート」
最近の私たちの生活は、とても便利になりました。
都会であれば、交通機関が発達しており、鉄道網が張り巡らされていて次から次に電車が走っています。
一方、地方では家族一人に1台の車が普及している所もあるぐらいです。
昔であれば歩かなければ生活できない状態でしたが、今はほとんど歩かなくても生活できるようになり、とても便利な世の中になりました。
しかし、私達の体の面から今の生活を見ると果たしてどうでしょうか?
歩くことが少なくなったことで、足の筋肉の衰え、それが体の筋肉にも影響していきます。
足は、よく第2の心臓と言われますが、それは、歩くことで足の筋肉の収縮運動がポンプの働きをして、血液を心臓に戻す役割を果たしています。
歩かなければ、充分にこのポンプの働きをしてくれません。
普段の生活の中で、歩かなくなり、足への刺激が充分に行われなくなった現在、全身の血液循環が悪くなっているのです。
また、足を使わなければ当然、足の筋肉は衰えます。
足の筋肉の衰えは、腹筋や背筋の衰えにつながります。その為、内臓を支え切れなくなり、内臓が下垂してしまいます。
肥満もそうかもしれませんが、筋肉の衰えによる内臓の下垂で、体型も崩してしまうのです。
歩かないことが、血液の循環を悪くし、内臓機能にも影響を与えていることを知る必要があります。
さらに、
姿勢の悪さが肩こりや腰痛に、ひいては内臓にも影響を与えます。
二本足歩行を行うには、抗重力筋が充分に強化されていなければなりません。
足の筋肉の衰えは、腹筋や背筋の衰えにつながります。
若い人の体格が向上したにもかかわらず、姿勢の悪い人が急増しています。
例えば、頭部は頚椎やその周辺の筋肉が支えていますが、姿勢が悪いと周辺の筋肉だけで支える形になり、肩こりになります。
腰周辺の筋肉の衰えが腰椎や椎間板に負荷をかけ腰痛の原因になります。
姿勢が悪いと内臓への負担も避けられません。
足を使わないことが姿勢を悪くし、肩や腰、内臓に大きく影響していることが分かります。
歩かないことによる体への影響はこれだけに留まりません。
実は、姿勢の悪さは、“呼吸”にも大きく影響しています。
最近の若い人は、呼吸が浅いと言われます。
生れたての赤ん坊は、腹式呼吸で深い呼吸をしていますが、いつのまにか胸式呼吸になり、浅い呼吸になっていきます。
これは姿勢が悪くなり、横隔膜を充分に動かす呼吸ができなくなってきているからです。
その為、充分に新鮮な酸素を吸い込むことができません。
この胸式呼吸が、酸素不足を引き起こし、呼吸の浅さが、今度は精神の安定に影響を与えます。
足の使用頻度、状況が、呼吸にも大きく影響しているのです。
昔、軍隊で「歩調を取れ」と言う時の歩幅が75cmと言われています。
しかし、最近の人の歩く早さは、以前よりスローになってきています。
これは、普段の生活でほとんど歩かなくなり、足の筋力が落ちたために歩幅が狭くなったことが原因のようです。
歩幅を充分に取りながら力強く歩くには、それ相当の脚力が必要ですし、二本足で歩行するためには、抗重力筋の発達が不可欠です。
筋力が落ち、歩幅が狭くなり、歩く速さが遅くなるだけでなく、すぐに地面に座り込んでしまう若者の姿はこれからの未来に暗い影を落とします。
私達は、元々足を開放する履物をはいていました。
それが近代に入り、靴を履くようになり、いつも締め付けられた靴の中に足が置かれるようになりました。
靴の本来の目的を理解しないまま、長時間靴の中に足を入れている人がほとんどです。
そのため、多くの女性が、外反母趾や内反小指などの指の変形や魚の目、タコで悩んでいます。
実は、この指の変形は、内臓機能に大きな影響を与え、ひいては歩行にも影響します。そして、歩行の乱れは、膝痛や腰痛の原因にもなります。
赤ん坊は、二本足で立てるようになり、歩き出し、徐々に足腰の筋肉もつき、しっかりと歩けるようになります。
それにともない足の筋肉や靭帯が強化され、体重の重さと重力に耐えるように土踏まずが形成されクッションの役割を果たします。
ところが、最近の子供達がゲームやパソコンで部屋の中で遊ぶことが多くなり、外で元気に遊ぶことが少なくなりました。
そのため、子供に偏平足が増え続けています。
偏平足になると充分にクッションの役割をしてくれないため、疲れやすくなり、腰痛などの原因にもなります。
子供の頃に自然の中で走り回ったりすることがとても大切です。
この内容は誇張してお話しをした訳ではありません。
皆さんの周りをご覧頂くと納得できることばかりだと思います。
私達が足を使わないことが、いかに体に悪い影響を与えているか、少しセンセーショナルな内容をお届けしましたが、とても重要なことです。
特に大きな運動をすることなく、毎日歩くことが大切です。
とはいえ、昔のように長い距離を歩くことは、なかなかできません。
そこで、人為的に歩いているのと同じような、“足の効果”を作り出すのが、足からの健康管理法「足操術(フットセラピー)」になります。
ただ単に疲れを癒すために行うのではなく、足が持つ体全体のバランスを正す、歩くことで得られる健康を、足の反射区を刺激することで同様の効果を得ようとするが、足操術です。
このブログをお読み頂いているあなたには、さらにこの足操術を、円心五法を用いたフットセラピーを極めて頂きたいと思います。
今日はこの辺で。
本 山
★フットセラピーの技術を習得するためのスクール「ウエルエイジング」
★代々木上原駅前リラクゼーションサロン「ラウンドハート」