理事長ブログ 心と体を癒やす

健康とは「健体康心」の略語です。体が健やかで心が康らかな状態を指します。心身の健康をセルフケアする方法を紹介しています。

「円心五法」の真髄 212 「統合医療展エイジングケア2010」

2010年02月12日 | Weblog
「統合医療展エイジングケア2010」

東京ビッグサイトで開かれた統合医療展で協会の顧問をされている吉田クリニック院長の吉田健太郎先生の講演があり参加してきました。

演題は「統合医療とプラセンタ療法」というものでクリニック内での実際の臨床を通した先生の統合医療に対する思いが伝わる講演で、プラセンタの良さがとてもよく分かりました。それでは講演の内容をご紹介しましょう。

吉田クリニックは「医者に頼らない」「病院に頼らない」「薬に頼らない」を基本理念として治療を行われています。毎日200名以上の患者さんが来院されるクリニックです。

今回の講演では「海の漢方」魚から作った漢方、「森の漢方」きのこ類から作った漢方、「牧場の漢方」馬やブタから作った漢方、「注射の漢方」人間の胎盤から作った漢方(プラセンタ)を使っての診療をされているということです。

とても面白い表現ですよね。西洋医学と東洋医学の良さを活かしながら統合医療を実践されていることがよく分かります。吉田先生はなぜ、プラセンタを中心とした診療を始められたのでしょうか。

西洋医学中心の医療では現在の「生活習慣病」は簡単には治せない。しかし、現状は大量の薬を出され、薬漬けで、副作用に苦しんでいるのを見ながらこれではいけないと思われ、基本理念が誕生したそうです。

西洋医学は点の医療でどこかが悪ければそれを治すことだけに集中していて、この病を治す薬を出します。科学的に作られた薬はこの病には有効かもしれないが、必ず、副作用を伴ってきます。このような点の治療から、これからの医療は線から面へと変化していかなければならない。

この、面の考え方が東洋医学などであり、西洋医学と東洋医学が融合した統合医療がこれからはとても重要になってくる、という考えから、体に優しい漢方を使うようになったそうです。その中でもプラセンタとの出会いがあり、自分の体で試されました。すると顔の肌つやが良くなり、疲れにくくなって、良さを実感されました。

プラセンタは中国では昔から漢方として使われており、長い実績を持っています。副作用がほとんどないことが分かっていたので、実際にクリニックで使ってみたところ大変な臨床が出てきました。この内容については吉田先生の本に紹介されていますのでそちらを参考にしてください。

プラセンタはどちらかといえば、美容面が強調されていますが、体の中の自然治癒力を高めることができ、色々な病気に有効なのだということを強調されていました。

実は私も毎日プラセンタのサプリメントを飲んでいますが、本当に疲れ知らずで、毎日楽しく仕事をすることができています。

吉田先生の著書は沢山ありますが、新刊を紹介します。
プラセンタ療法と統合医療」 たま出版 ¥1,500

発信元:NPO法人日本フットセラピスト協会

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