理事長ブログ 心と体を癒やす

健康とは「健体康心」の略語です。体が健やかで心が康らかな状態を指します。心身の健康をセルフケアする方法を紹介しています。

円心五法の真髄672 ロコモから要介護者にならない為には!

2018年12月12日 | Weblog
運動器症候群(ロコモティブシンドローム)で要介護者になる人が増えています。

人生100年時代と言われるようになりました。100歳まで生きているだけでは寂しいですね。

健康で自分の足で好きなところに行けなければ、100歳まで生きている喜びがありません。

健康に100歳まで自分の足で歩けるにはどうすればいいのでしょうか。

それには体を動かし、運動器(骨格や関節、筋肉など)を充分に使うことが大切です。

運動と言えば歩くことが基本になります。人間は二足歩行を行うために骨格や関節、筋肉が進化してきました。

運動器の働きを維持し、二足歩行を継続するには普段から歩くことが一番です。

歩けば抗重力筋(腹筋、背筋、殿筋、脚の筋肉)が鍛えられ、いつまでも若々しくいられることでしょう。

それではどのようにすればいいのでしょうか。

それには速歩がお勧めです。歩きながら隣に人がいれば会話ができ、息切れをしない速さが自分に合った速歩です。

最近注目されているインターバル速歩もお勧めです。3分間景色を見ながらゆっくり歩きます。その後速歩で3分歩きます。

これを繰り返しながら、速歩を5回(15分)以上行うようにします。速歩だけを行うよりも継続してできるウォーキングです。

ロコモにならないためには歩くだけではなく、足首の柔軟性や足指の柔軟性と筋力を高めておくことも大切です。

足指の間に手の指を差し込み、足首回しや足指を前後に動かし、その後アキレス腱を呼吸に合わせて伸ばしましょう。


ウォーキングの前のウームアップやウォーキング後のクールダウンとしても有効です。

足首の柔軟性や足指の力が転倒を予防してくれます。

それでは本日はこの辺で。

NPO法人日本フットセラピスト協会
理事長 本山 硯士