理事長ブログ 心と体を癒やす

健康とは「健体康心」の略語です。体が健やかで心が康らかな状態を指します。心身の健康をセルフケアする方法を紹介しています。

円心五法の真髄550 瞑想を日常に取り入れよう!

2016年07月20日 | Weblog
毎日の生活に瞑想を行っていますか?朝の3分、夜の3分、自分と向き合う時間を作ってはどうでしょうか。

姿勢を整え、呼吸を整え、自分と向き合う時間を作ります。今日の一日をイメージして、仲間と楽しく過ごしている自分、生き生きと仕事をしている自分をイメージするのです。

夜の3分は休む前に今日の一日を振り返り、両親に感謝し、仲間に感謝、活かされている自分に感謝して眠りにつくことでゆっくりと深い眠りにつけることでしょう。

日曜日のテレビで『脳の疲れをリセットして、集中力や記憶力を高める新世代の脳トレーニング「マインドフルネス」』として紹介されていたのは瞑想そのものです。ご覧になりましたか。

テニス選手のランク1位のジョコビッチ選手も「筋肉トレーニングと同じくらいにマインドフルネスは重要だと言っているそうです。

その方法を紹介していましたが、正直、私たちが勉強会などで行っている「身息心の一致」として実施していることと全く同じことでした。テレビの内容を紹介しましょう。

ステップ1:姿勢を整える
イスに背筋を伸ばして浅く座り、一度肩を吸う息に合わせて持ち上げて、ストンと肩を落とします。

ステップ2:息を整える
3秒かけて鼻から息を吸い、2秒止めて、5秒かけて鼻から息を吐きます。

ステップ3:心を整える
まずは呼吸に意識を集中し、その後集中が途切れて他のことを考えてしまうことに気づいたら、呼吸に意識を戻すようにします。

いかがですか、勉強会に参加されている方ですと、始めるときに行っていることと全く同じことだと、気づかれたことでしょう。

この方法に少しだけ私の意見を追加させていただきます。ステップ1の姿勢を整えるところは問題ありませんが、ステップ2の呼吸を整えるところで、少し追加させていただきます。

この呼吸は腹式呼吸を行います。呼吸は吸うことから始めるのではなく、吐く呼吸から始めましょう。下腹(丹田)に意識を集中し、吐くときに下腹がへこむように吐きます。

呼吸の長さは自分のリズムに合わせて行いましょう。ゆっくりと息を80%吐き出したら20%留めます。その後、ゆっくりと下腹が膨らむように吸い、やはり80%吸ったら20%留めます。

この呼吸の長さを徐々に長くしていくようにしましょう。初めのころは1サイクルを15秒ほどで行い、少しずつ長くしていきます。

ステップ3の時に朝の瞑想や夜の瞑想を行うようにすると脳の疲れが取れて、集中力が増し、充実した一日を過ごすことができることでしょう。

それでは本日はこの辺で。

NPO法人日本フットセラピスト協会
理事長 本山 硯士