理事長ブログ 心と体を癒やす

健康とは「健体康心」の略語です。体が健やかで心が康らかな状態を指します。心身の健康をセルフケアする方法を紹介しています。

円心五法の真髄549 九州の仲間に健美体操が好評

2016年07月13日 | Weblog
先週末の9日-10日は宮崎でトレーナーの更新講習会を行ってきました。九州は雨がひどいと聞いていましたが、宮崎空港の着くと雨は上がり、一部では青空も見えていました。

これだと翌日の砂浜歩きもできそうだなと迎えに来て頂いた先生と喜んでいたのですが、残念ながら砂浜歩きはできませんでした。

今回はプログラムの企画を先生方にお願いし、本部はサポートする形で実施したのです。

始まりは3名の先生方の活動事例報告です。

社共の依頼で何年も講習会が続いており、他地区からの依頼で講習会を続けられている羽根田先生。


施術を受けた方からの紹介、紹介で翌月のスケジュールが全て埋まってしまう有馬先生。


ご主人の介護の関係で健美体操教室を一つにまとめたところ定員でキャンセル待ちの人がいるという黒田先生。


皆さんの素晴らしい活動に心強い思いをいたしました。

本日のメインが健美体操の体験です。健美体操といえば円心五法の「運動」の実践法として寒河江徹先生が考案された運動法です。この健美体操をご紹介しましょう。

円心五法では「運動」=血液循環と捉えています。手軽にできる運動法は「歩く」ことです。歩くことが少なくなった現代人では歩くだけでも血液の循環は良くなります。

しかし、今回の健美体操を体験することで血液循環を図るだけでなく、筋肉の柔軟性や筋肉の衰えを予防することがとても重要だと、体を通して実感できました。

健美体操には全身の気血の流れを良くしていく「解緊運動」から始まります。手の指の関節、手首の関節、肘関節、肩関節、首関節と末端から関節を緩めることで気血の流れを良くします。
 

次に頭、目、鼻、口、耳、喉、胸、お腹の導引術といわれる方法で各部を活性化させていきます。そして股関節、膝関節と緩めた後に足操術(フットセラピー)で、気血の流れを良くします。

この後に本運動や組運動、最後にペアになって活法(使った筋肉を緩めてリラックスできる方法)で終わるというのが、一般的な健美体操の流れです。

今回は解緊運動を黒田先生が担当され、その後、井上先生のストレッチ、中村先生の整体法と健美体操がベースになった運動を体験できました。

「そんなのできない」とか「体が硬くなっている」「スッキリした」「体が軽くなった」など喜びの声があちこちで聞かれました。

私自身も体力の低下や体の硬さを実感し、健美体操は本当に素晴らしいと、体で感じることができました。

それでは本日はこの辺で。

NPO法人日本フットセラピスト協会
理事長 本山 硯士