本山健治の円心五法の真髄

「円心五法」の真髄を中心に健体康心についての気づきをお届けしています。

円心五法の真髄468 錦織圭の精神力

2014年11月12日 | Weblog
8日、9日と沖縄に行っていました。島袋トレーナーのご子息で以前、一緒に仕事をしていた仲間でもある「島袋祥吾」君の結婚披露宴に参加するためです。

沖縄の披露宴には驚くことばかりです。芸能人並みの300名以上の出席者がいて、その人数にも圧倒され、席に着くと、まだ始まる前なのに各テーブルではビールを飲んだり、食事をはじめたりと、またまた驚きです。

司会者が「本土の方は驚かれたかも知れませんが、沖縄ではこれが普通なのです。皆さん楽しみながらお待ちください」とのこと。沖縄の人たちの明るさはこんなところからきているのかもしれません。

さて、錦織圭選手の活躍をご存知ですよね。世界のテニスプレイヤー上位8名で争われるバークレーズATPワールドツアー・ファイナルが始まりました。初戦は今まで一度も勝ったことのなかったアンディ・マレー選手に6-4、6-4でストレート勝ちを修めたのです。

技術的にも成長しているのでしょうが、精神的な強さが増しているのではないでしょうか。世界一強靭な精神力を持つと言われたテニスプレイヤーだった「マイケル・チャン」、今の錦織のコーチ、その人です。チャンの指導の元、徹底した基本の練習を指導されたそうです。

基本の大切さは全てに通じることですね。錦織選手にとってはテニスプレイヤーとしての身体や体力ができ上がってくる。試合でそれを実践する。この繰り返しが、勝利を引き寄せる。そして、試合に勝つごとに自信という白○を潜在意識に植え付けていったのだと思います。

錦織選手が勝つたびに自信を持った表情になって行くのを皆さんも感じられたのではないでしょうか。潜在意識にいかに成功体験(白○)を入れていくか。その白○が自信となり、精神的な強さになって行くのです。

今日の2回戦でフェデラーに負けたという速報をテレビのニュースで見ました。とても残念ですが、錦織選手にとっては敗戦も次につながる重要なことを気づかせてくれるもので、また大きく成長していくことでしょう。

負けたことは残念ですが、そのまま黒●として潜在意識に入れるのではなく、なぜ負けたのかを分析し、何をすれば次には勝てるかを知ることで、潜在意識には黒●としては入らないのです。

私たちの日常生活でも同様のことが言えます。嫌なことがあったり、辛いことがあった時に「嫌だなー」「辛いなー」と思っていれば当然黒●として潜在意識に入って行きますが、逆の視点から見ることで、嫌なことでの辛いことでもなくなるのです。

自分だけの目で見るのではなく第3者の目で客観的に見ることで、捉え方が変わってきます。潜在意識に白○を入れるように心がけたいものです。

それでは本日はこの辺で。

NPO法人日本フットセラピスト協会
理事長 本山 硯士