理事長ブログ 心と体を癒やす

健康とは「健体康心」の略語です。体が健やかで心が康らかな状態を指します。心身の健康をセルフケアする方法を紹介しています。

円心五法の真髄458 心のデトックス

2014年09月01日 | Weblog
今日から9月ですね。夏休みも終わりいよいよ学校が始まります。始業式の間際になって溜めていた宿題を必死にやっていた頃を思い出します。

昨日の24時間テレビ、ご覧になりましたか。24時間丸々見たという人は少ないと思いますが、私も結構見させて頂きました。私たちに素晴らしい感動を与えてくれる番組ですね。

特に子どもの頑張る姿の物が多く、どれほど涙を流したか分かりません。生まれた時から目が見えない天才ピアニストの子どもが素晴らしい演奏を聞かせてくれました。いつも笑顔を絶やさず、ニコニコと笑っているのです。

その他にも私が見ただけでも義足で富士山の登頂に成功した少女、耳が聞こえないのにチェアリーディングに挑戦する少女、ダンスが大好きなダウン症の少年が、プロのダンサーと共演し見事に踊ることに成功したりと感動の連続です。

この子どもたちが色々なハンデを持っているにも関わらず、みんな明るくニコニコとしているのです。ハンデをマイナスと捉えず、自分の好きなことにチャレンジしていく勇気は全国の人たちにも感動と勇気を与えてくれたのではないでしょうか。

また、運動オンチのTOKIOのリーダー城島さんが101キロのマラソンを走りぬき武道館に駆け込んでくる時、メンバー全員で迎えていた光景も感動的でした。

今の時代、殺伐とした事件が多い中、久々に心のデトックスをすることができました。日常生活で負のエネルギーを受けることが多く、気持ちが落ち込みやすくなることがありますが、24時間テレビはこの負のエネルギーしっかりとデトックスしてくれます。

涙には悔しい時に流す涙や悲しい時に流す涙がありますが、心のデトックスには感動の涙が一番です。最近の子どもたちは「無関心」「無感動」といわれますが、今回のテレビで同世代の子どもしかも障害を持った子どもが頑張っている姿に感動した子どもも多いのではないでしょうか。

夢を持てない子どもが多いと聞きます。子どもだけでなく大人も同じかも知れません。しかし、このような番組を通して、自分のやりたいことを見つけてチャレンジして欲しいものです。

この感動をきっかけに自分の夢を持ち、自分の好きなことにチャレンジし、行動する勇気を与えてくれたのではないでしょうか。

涙は私たちの身体にどの様な影響を与えているのでしょうか。生理的な面は置いておいて、心の面を見てみましょう。感情と涙の関係はいまだはっきりしていないようです。

嬉しい時や悲しい時に出る涙の時は自律神経の副交感神経が優位になり、悔しい時や怒っている時に出る涙の時は交感神経が優位になっているそうです。

感情の高まりで流れ出る涙には様々なストレスを、涙を流すことにより発散しているのです。涙を流した後に「スッキリした」「気持ちが楽になった」という声をよく聞きます。悔しい時の涙も怒りの時の涙もストレスを発散し副交感神経優位になります。

多くの感動で多くの涙を流し、ストレスを発散し心のデトックスを行いましょう。

それでは本日はこの辺で。

NPO法人日本フットセラピスト協会
理事長 本山 硯士