疣神(いぼがみ)は私の暮らす町にもあり、何度かお参りをしたこともあります。簡素な建物で自由に入ってお祈りをします。お願いした疣が取れたら年齢と同じ数の鶏卵をお礼として置いて来るのですが、管理者はいるようなのですが、いつ行っても誰もいないのです。詠まれた疣神様もひしゃげた柄杓がそんな佇まいを思わせます。風に揺れる萩の風情も手伝って尚更です。因みに、ある皮膚科医のブログに「教科書には治療法の最後に暗示療法という記載があり疣神に通じるものであるかもしれない」と書いてありました。「信じて願えば・・・」という事でしょうね。(博子)
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