ういらう(外郎)には江戸時代の丸薬のことと蒸し菓子の
ういろう餅の二通りがあるようだが、掲句は勿論お菓子の方
ですね。淡い色合い、仄かに甘い優しい味、もちもちとした
食感のインパクトは薄いが厭きのこない不思議なお菓子。掲
句の「ういらうのような男」とは言いえて妙。優しげな眼差
しの物腰柔らかな男性も混じる吟行会でしょうか。早春の山
野に早梅を探る楽しいひと時。春らしい色合いの交じり合っ
た笑みの零れる句ですね。(中井由美子)
ういろう餅の二通りがあるようだが、掲句は勿論お菓子の方
ですね。淡い色合い、仄かに甘い優しい味、もちもちとした
食感のインパクトは薄いが厭きのこない不思議なお菓子。掲
句の「ういらうのような男」とは言いえて妙。優しげな眼差
しの物腰柔らかな男性も混じる吟行会でしょうか。早春の山
野に早梅を探る楽しいひと時。春らしい色合いの交じり合っ
た笑みの零れる句ですね。(中井由美子)
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