米搗かぬ水車の軋み茱萸の花 熊谷貴志子 (9月号滝集) 2010-10-02 05:25:44 | 日記 現代の精米は機械化され、水車の出番はなくなり、景の一 つとしてかつての姿がある。この句の水車も同じ。米は搗か ないけれど、かつての活動の日々と同じ軋みが生じぐみの木 の地味な白い花が静かに見守っている。軋みにけなげに回る 水車の悲哀を感じる。(K) « くろがねの風鈴に替え夕支度... | トップ | 柘榴の実裂けうごきだすテロ... »
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