「江戸の?」と、何やら気になる駱駝である。ネットを繰
ると、江戸時代に親しまれた見世物や大道芸の様子を描いた
浮世絵のことを「見世物絵」といい、「動物見世物」が描か
れた物もあり駱駝はその中の一つ。開帳の神仏を拝むように、
厄払いになるとか、悪病が避けられると考えられていたよう
です。ご利益への期待から排泄物が薬として売られていたこ
ともあったようで、歌川国安が描いた「駱駝之図」には尿を
薬にすると瀕死の病気から人を救う霊薬になると記されてい
るそうです。この古く伝わる風習・伝承に、「暖か」の季語が
何ともいいですね。(H)
ると、江戸時代に親しまれた見世物や大道芸の様子を描いた
浮世絵のことを「見世物絵」といい、「動物見世物」が描か
れた物もあり駱駝はその中の一つ。開帳の神仏を拝むように、
厄払いになるとか、悪病が避けられると考えられていたよう
です。ご利益への期待から排泄物が薬として売られていたこ
ともあったようで、歌川国安が描いた「駱駝之図」には尿を
薬にすると瀕死の病気から人を救う霊薬になると記されてい
るそうです。この古く伝わる風習・伝承に、「暖か」の季語が
何ともいいですね。(H)
江戸時代はひとこぶラクダが珍しかったのでしょうね。