陸果つるまで菜の花の叫びかな 石母田星人 2017-06-06 18:45:19 | 日記 その向こうに海が見え、「陸果つるまで」という奥行の広さに東日本大震災の被災地を思わないではいられない。塩害から土壌を再生させるとともに、新たな産業をつくって地域を活性化しようと植えられた見渡す限りの菜の花が叫んでいると言う。それは「大声をあげる」「わめき散らす」というよりは、皆に向って強く主張しているという事なのであろう。『わぁ、綺麗~』そんな感動と共に『菜の花があの地震を、津波を、声高に語っている』そんな事を思った句として読んだ。黄色は元気の出る色ではあるが、警告色でもある。(博子) « 口紅は革命の赤五月来ぬ 成... | トップ | あぢさゐの茶亭に響く鶏のこ... »
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