絵双六光源氏に来て止まる 谷口加代 2019-03-24 05:15:34 | 日記 『ああ、なんか、「上り」になったより嬉しいかも』。六五歳の私の乙女心がそんな声をあげている。光り輝くばかりの美貌と吐出した才能に恵まれ、一時の左遷もありましたが、出世街道を邁進してゆく光源氏。日本史をベースにした「学ぶ双六」のような物でしょうか。絵双六の源としての五十四帖源氏壽語六(ごじゅうよんじょうげんじすごろく)を思わせるべく「源氏」の文字を意図して使ったのかもしれません。作者の遊び心が透ける楽しい句でした。(博子) « 罠猟師匂ひ残さぬやう歩く ... | トップ | 福寿草團十郎のにらみかな ... »
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