網走というと港、刑務所を思い浮かぶ。又、網走の夕暮れ
を詠んだ 臼田亜浪 の次の句も。
「今日も暮るる吹雪の底の大日輪」
掲出句、寒さを形ある物と捉え「積む」と表現した。この
斬新さ、独創性がひかる。厳冬の網走と真正面に対峙し、港
を直感的に捉えている。この巨船の存在感は動かない。
作者のひたむきな姿がにじみでている。北海道在住の作者
ならではの一句である。(庄子紀子)
を詠んだ 臼田亜浪 の次の句も。
「今日も暮るる吹雪の底の大日輪」
掲出句、寒さを形ある物と捉え「積む」と表現した。この
斬新さ、独創性がひかる。厳冬の網走と真正面に対峙し、港
を直感的に捉えている。この巨船の存在感は動かない。
作者のひたむきな姿がにじみでている。北海道在住の作者
ならではの一句である。(庄子紀子)