おいしい国ブルガリアでのフボボな生活

ブルガリアのこと、まだ忘れ難く・・・
でも、アラフィフからまた新たな挑戦をはじめます!!

日本からのお客さんとバラの谷ドライブ!! ③今年は久々に当たったカザンラクのバラ祭りの日!!

2012-06-12 13:45:58 | まち歩き

カザンラクの市内はもォ~バラ祭り一色!! 前日には全国ニュースでカザンラクの「プリンツェッツァ」、つまりバラの女王を選んだ、と放送される程。観光バスだらけです。でも、今年は日本人観光客が少ないような・・・ 今までみたいに「日本人が二千人」というのはナシ、のような・・・ その代わり、どこでも中国人、韓国人のグループが!! 町中どのレストランも人、人、人・・・ で、かなり迷ったお昼ごはん。某「地球の×き方」にも出ている市内中心部の「ホテル・カザンラク」のオープンテラスで私たちアジア人が食事を楽しんでるのを見て、20人ほどの韓国人の団体さんが入ってきました。

ランチの後はトラキア人の墓まで腹ごなしにお散歩♪ 町中にバラ祭りイベントの日程表があるのですが、この週末だけでなくずいぶんと長い間(5~6月中?)何かしらイベントをやっているような・・・ 「カザンラク文化会館」では、物産展的なことをやっていて、スカーフやシャツや靴下、小さな木工製品など値段も良心的な品揃えでここには地元民の買い物スポットになってました。

Schooltour
トラキア人の墓の手前にある「クラタ民族博物館」ではローズオイルを昔ながらの方法で蒸留するところを実演しているはず・・・ ということで入場料3レバを払って入りました。この料金にはバラジャム&バラリキュールのお試し料込み!! 私たちの後から修学旅行の子供たちが先生たちに連れられて入ってきましたが、やっぱり彼らにはバラリキュールは出されていないようでした(笑) (写真を載せようと思ったのですが、見てみると前に来たときとまったく同じ絵面だったのでパス・・・苦笑)

Ladysellingbottledoll
トラキア人の墓周辺も商魂たくましいブルガリア人おばあちゃんたち!! ローズ関係商品はもちろんなのですが、マグネットなどの小物に、絵、押し花(売ってるおばちゃんが日本語で「オシバナ! オシバーナッ!」って言ってた!!)・・・ そして今回目を引いたのがビンの中に小さな木の人形。摘んだバラを天秤棒で担いでいる女の子、チェシマの前で愛を語り合う若い二人、そしてアコーディオン、ガイダとペヴェッツァ(歌手)の3人・・・とビンの中の人形のバラエティーもいろいろ。木の人形をピンセットでビンの中で組み立てるんだそうです。売っているおばちゃんによると、リパ(リンデン)の木で作られているので、この人形入りのビンにラキアを入れておいておくと木のエキスが染み出てよろしい・・・ との事。へえ~、なかなかよく考えたものです。マエストル(職人)はこのおばちゃんの旦那さん。う~む、旦那さんがラキアやウォッカを飲んじゃってそれで空いたビンでこれ作ったのかな? なんて想像しちゃいました(笑)

このあたりではちらほら日本人の皆さんにお会いしました。日本人がいないなぁ~、なんて言ってると、「ここにいますよ!!」なんて声がかかったりして。でも、トラキア人の墓の管理をしているマダムたちによると、やはり例年より日本人が少ないらしい・・・

バラ博物館へは車で移動。途中で夕立がザザーッ!! 車で来ててよかった!! lここも入場料3レバ。 前はバラ祭りの日って、このバラ博物館が無料開放されていたような気がしたけど・・・ 景気が悪いのと、観光客がいっぱいくるのをあてにして物乞いの子供たちがけっこういたけど・・・ カザンラクの劇場も閉鎖の危機!! それで劇団員たちが中世のコスチュームを着て募金集めに一生懸命!! (何か日本でも最近そんなドラマがありましたね・・・ 「何とかの女王様」って。)Theaterkazanlqksupportaction

Platform
結構長い時間カザンラクにいたけど、今回も結局ステージ上での何かバラ祭りのイベントにはあたらず・・・ ステージはただの子供たちの遊び場に。日の長いこの時期。カザンラクをあとにして、スタラザゴラを抜けたらトラキア高速で一気にソフィアまで。ソフィアは西になるのでずっと夕日が目をさします。夕立が降ったのがうそのよう・・・ もう夏の気配!! 次のドライブは黒海がいいな~っ!! 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする