ブルガリアに来て感動したこと・・・ なにせビールが安い!! こちらではカンよりもビンのほうが一般的で、ペットボトルで2リットル、2.5リットルでも売られています。乾いた暑い夏、さわやかな木陰でビールを飲む!! これに尽きます。 春の陽気になった今日この頃、もうたくさんのおじさんたちが朝っぱらからビール片手に歩いています・・・ 時には1リットル以上の大きなペットボトルからラッパ飲みしてる人も・・・ それだけビールはブルガリアでは手軽な飲み物です。
ブルガリアで一般的なビールの銘柄は「ザゴルカ」と「カメニッツァ」。町のカフェのパラソルでよく見かける名前。そんなところにはたいがい「ナリブナ」(グラス売り、つまりはサーバーから注いでくれるビール)があります。さらに、「ザゴルカ」は「アリアナ」、そして「カメニッツァ」は「スラベナ」という(なんとも女の子のような名前の)ビールを造っています。
私がブルガリアに来た最初の頃、アリアナ、スラベナは「安いビールの代表」って感じでした。近所のスーパーで安かったので買ったアリアナを見て、同じアパートに住んでいたサショーは「アリアナなんてプフッ(ダメってこと)だね。おんなじ安いんだったらスラベナのほうがいいよ」なって言ってたっけ・・・
ところが最近、ブルガリアのビール界に変化が・・・ いつも買い物をするスーパー「ビラ」で500ccのガラス瓶で売っているビールたち、銘柄と値段の関係が少しずつおかしくなってきました。前は少し値段が高かったはずの「ザゴルカ」が安売り。かえって「アリアナ」より安くなって、「やったー!!」なんて思っちゃいました。が、そのあと少ししてザゴルカのビンのデザインが変わったので「モデルチェンジで在庫の物が安くなったのかな?」と思っていると、ビンが新しくなってもザゴルカのほうが安いまま・・・ おんなじことがカメニッツァとスラベナの関係でも・・・ (というか、スラベナ、ほとんど見なくなっちゃいましたが。) これってブランドのイメージ的にどうなんだろう??
そもそもこのビールたち、日本でいうところのビール? それとも発泡酒? それともはたまた「その他の雑酒」?ホントの所はどれなんだろう・・・ まっ、いいや!おいしくて安けりゃ・・・