道の写真や絵があるとつい買ってしまうというジャケ買いの癖がありましたが、そのことを「その道は正しいか」という記事にして「JAZZ批評」に投稿したら、以後余り気にならなくなりました。
ちょっと変態なジャケ買いでしたが、このアルバムはジャケットに魅せられて買ったわけではありませ~ん。
決っして上品とはいえない女性の、これをどのように表現すればよいのか解りません。
ジャケ買いでないのでそこに特に触れる必要はないのです。
実は「THE LATIN JAZZ QUINTET」というグループ名で欲しくなりました。
とても正統なJAZZがラテンの組み合わさっている演奏で、ジャケに惑わされて評価してはいけません、内容で驚くべきです。
1曲目のアルトサックスはラテンのテーストもありますが、しっかりとしたJAZZ、クールな響きバップのメロディ、1960年と61年に録音されたアルバムで、ミュージシャンは誰も知りません。
2曲目はボビー・ハチャーソンみたいな少し硬質なバイブで始まる“MILESTONES”このアルトがかっこいい、アレンジが秀逸です。1961年とは思えません。
3曲目もこ憎いくらい、ブルーノートサウンドにちょっとにていています。
7曲目Gene Amonsの“RED TOP”が60年雰囲気充分で、音楽を楽しむことが基本のこの時代を感じます。
ジャケに魅せられたわけではありませんが、何の気なしにかったら凄いアルバムなので驚きました。
「ただコンガになりた~い。」
LATIN SOUL / LATIN JAZZ QUINTET
ホアン・アマルバート(conga)
ボビー・ケイパーズ(as)
アーティー・ジェンキンス(p)
ホセ・リッキー(p)
ウィリー・コールマン(vib, melodica)
ビル・エリントン(b)
フィル・ニューソム(ds, timbales)
★1960年&1961年録音
1 BLUES WALTZ
2 MILESTONES
3 SUNDAY GO MEETIN'
4 MAMBO BOBBIE
5 RIP A DIP
6 MONK'S BREAD
7 RED TOP
8 DILLY DALI