
チェロが結構好きな楽器だから、気になると買っている。このアルバムのリーダーは1970年イスラエルで生まれたチェリストでアメリカ、カナダのクラシック界で活躍している人のようだ。
8人のチェロをオケにして、そこに何人かのゲストをむかえての演奏です。
1曲目のゲストはなんとジョン・マクラフリン、マハビシュヌの“Open Country Joy”。
次の曲がマイルスの“Half Nelson”でGilEvansのアレンジの感じに演奏しています。
このアルバム選曲がこっていて3曲目がアルバ「Ornette」からだから作曲者はもちろんオーネット・コールマン。
アルバムのサブタイトルにジャズの画期的な出来事のチェロのビックバンドによる印象となっているのでこのような選曲になるのでしょうか。その後がジョン・ルイス、もう一度マクラフリンその後ビリー・ストレイホーン、ミンガスと続きます。
全てのアレンジをしたDavid Safordの人の曲が7曲目に入っていて、結構大作、クラシックの作曲をする人だそうで、これは現代音楽という感じです。
ジャケの曲の解説もこの人が書いていて、ですからクラシックの人がJAZZのmilestoneをどのように思っているかが書いてあるようです。
うれしいのが最後の曲が“ハイチ人の戦闘の歌”めったにミンガス以外の演奏を聞かないからなんともなつかしくて、時代の流れを感じます。
この曲が一番メロディラインがはっきりしていてJAZZ的雰囲気あり。
クラシックの人が選らぶとこうなるのかも知れないけれど、マクラフリンが2曲なのはゲストだからか、バド・パウエルやパーカー、コルトレーンも一寸怒ると思うけど。
METING OF THE SPIRITS / Matt Haimovtz
Dominic Painchaud (Cello)
Matt Haimovitz (Cello)
Leana Rutt (Cello)
Amaryllis Jarczyk (Cello)
John McLaughlin (Guitar)
Uccello
Andrea Stewart (Cello)
Nahyun Kim (Cello)
Matt Wilson (Drums)
Jan Jarczyk (Keyboards)
1. Open Country Joy
2. Half Nelson
3. W.R.U.
4. Blues in a minor
5. Meeting of the Spirits
6. Blood Count
7. Triptych
8. Liza
9. Haitian Fight Song