
今年最初に行ったライブがこのグループ、その時にはまだこのアルバムは出ていなかったのでサインなし、でもD-musicaに直接申し込んだらこんなのが一緒に送られてきました。

聴きたかった人の演奏もあったのでこれはよかった。8人の人の演奏です。

ハクエイ・キムは自分のピアノ・トリオ「トライソニーク」の活動以外にはピアノ・ソロと太田剣さん、山田穣さんのサックスやYUKARIさんのフルート、吉見征樹さんのtablaなどとのデュオ活動、バンドの一員としてはこの西口明宏さんのカルテット「PINGO」と鈴木良雄さんの「GENERATION GAP」のクインテットなどが活動の場で時々昔の大隅さんにもお呼ばれしている。
1曲目リーダーの西口さんのサックスの音は原始的なおおらかさがあるような、その後のピアノは共鳴するような音で何時もの録音とは少し違う音、ドラムスのソロは大村さんでパーカッション的でこの4人がそれぞれ個性的にならんでいる感じです。
3曲目ゆったりしたバラッド。
4曲目ネオヴィコードというクラヴィコードににたギターとか琴みたいな音を弾くハクエイ、インド風のスケールの曲。
5曲目サックスがソロをとっているバックでハクエイが自由に弾いている感じ、歌伴などで主役を立てるのも抜群のハクエイ、それは最初に並べた人たちと演奏を続けているからだと思う。
サイドマンを演ることも大切なんです。
8曲目安ヵ川のベース・ソロ、このグループの要となっている事を示すしっかりしたベースラインです。
ハクエイのピアノの音が一寸エレキが入っているように聞こえるけれど、ノートにはハクエイネオヴィコードとピアノ、ベルの演奏になっている。
Mixの時の処理なのでしょうか。
来週にはハクエイに会うので聞いてみることにしよう。
PINGO / Akihiro Nishiguchi
西口 明宏 Akihiro Nishiguchi(ts,ss,bell)
Hakuei Kim(p,neovichord,bell)
安ヵ川 大樹(b,bell)
大村 亘(ds,tabla,bell)
1. Pathos Of Sunrise
2. Scarecrow
3. Was
4. Ugnapiz
5. Centro I
6. Centro II
7. Improvisation
8. Mowe
9. BSFA
10. Baby And Bells