「しろみ茂平の話」記事一覧
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「奥の細道」波こえぬ契りありてやみさごの巣 (秋田県象潟)
(2024年08月30日 | 旅と文学(奥の細道))
みさごの夫婦愛のような句。 芭蕉と曾良の旅は、酒田と象潟で佳境を超えた。以後も... -
「奥の細道」蜑の家や戸板を敷きて夕涼 (秋田県象潟)
(2024年08月30日 | 旅と文学(奥の細道))
古代から昭和40年頃までの日本の夏は、国民ほぼ全員が夕涼みを楽しんでいた。子ども... -
「奥の細道」象潟や料理何くふ神祭 (秋田県象潟)
(2024年08月29日 | 旅と文学(奥の細道))
高校生の時、古文の授業の「奥の細道」で、【象潟】を初めて知った。地図をひろげると... -
「奥の細道」汐越や鶴はぎぬれて海涼し (秋田県象潟)
(2024年08月28日 | 旅と文学(奥の細道))
汐越は浅瀬、象潟は潟湖。鶴が海を見ている風景を詠んだ句だが、涼しさがつたわってく... -
「奥の細道」象潟や雨に西施がねぶの花 (秋田県象潟)
(2024年08月27日 | 旅と文学(奥の細道))
----ひそみにならう---- 「小説十八史略」 陳舜臣 毎日新... -
「奥の細道」暑き日を海に入れたり最上川 (山形県酒田)
(2024年08月26日 | 旅と文学(奥の細道))
観光バスが鶴岡市から酒田市に入る頃、最上川と日本海に夕陽が落ちていった。バスが最... -
「奥の細道」あつみ山や吹浦かけて夕すずみ (山形県酒田)
(2024年08月25日 | 旅と文学(奥の細道))
北前船や最上川の舟運で繁栄する酒田。芭蕉と曾良は医師・不玉の家を宿として、12日... -
「奥の細道」湯殿山銭ふむ道の涙かな (山形県湯殿山)
(2024年08月24日 | 旅と文学(奥の細道))
湯殿山への参拝は、お祓いを受け、裸足になって、銭を踏みながらお詣りする。ご神体か... -
「奥の細道」語られぬ湯殿にぬらす袂かな (山形県湯殿山)
(2024年08月23日 | 旅と文学(奥の細道))
湯殿山へのお詣りは神秘さが満点だった。ミステリーツアーのようだった。しかし、その... -
「奥の細道」雲の峰いくつくずれて月の山 (山形県月山)
(2024年08月22日 | 旅と文学(奥の細道))
芭蕉がすごいのは文人として以外に、気力と体力が並外れている。江戸からの旅人が羽黒... -
「奥の細道」涼しさやほの三日月の羽黒山 (山形県羽黒山)
(2024年08月21日 | 旅と文学(奥の細道))
羽黒山の参道は”涼しさ”という言葉そのものの世界。色は緑、涼... -
「奥の細道」ありがたや雪をかをらす南谷 (山形県羽黒山)
(2024年08月21日 | 旅と文学(奥の細道))
昭和10年代初め、連戦連勝の日本軍の進攻と重なるように、相撲界に天下無敵、69連... -
「奥の細道」五月雨を集めて早し最上川 (山形県最上川)
(2024年08月20日 | 旅と文学(奥の細道))
最上川は山形県の延長229kmの川。米沢・山形・尾花沢・鶴岡・酒田・・、山形県の... -
「奥の細道」閑かさや岩にしみ入る蝉の声 (山形県山寺)
(2024年08月19日 | 旅と文学(奥の細道))
40年ほど前に、会社の慰安旅行で初めて、知らないまま「山寺」に行った。なんで、わ... -
「奥の細道」眉掃きを俤にして紅粉の花 (山形県)
(2024年08月18日 | 旅と文学(奥の細道))
紅花は山形県の”県花”に指定されている。紅花は江戸時代に最上川... -
「奥の細道」涼しさをわが宿にしてねまるなり (山形県尾花沢)
(2024年08月17日 | 旅と文学(奥の細道))
山刀伐峠。芭蕉と曾良が命からがら峠越えした... -
「奥の細道」蚤虱馬の尿する枕もと (山形県封人の家)
(2024年08月16日 | 旅と文学(奥の細道))
句から想像すると、奥羽山脈の山中に「ポツンと一軒家」。芭蕉が一宿を借りたのは、農... -
昭和20年8月14日、「最後の空襲」
(2024年08月14日 | 昭和20年(終戦まで))
人気歌手のシゲちゃん(旧ジャニーズ事務所・NEWSの加藤シゲアキ)は歌や踊りだけ... -
「奥の細道」五月雨の降りのこしてや光堂 (岩手県平泉)
(2024年08月13日 | 旅と文学(奥の細道))
この東北旅行の時は天気に恵まれなかった。しかし、中尊寺の濡れた参道を歩いていると... -
「奥の細道」卯の花に兼房みゆる白毛かな (岩手県平泉)
(2024年08月13日 | 旅と文学(奥の細道))
兼房は高館で、義経夫婦が自害したことを見届けた。その後、館に火を放ち、壮烈な最期...