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韓流ドラマ「ドクター・異邦人」について

2016年04月14日 | O60→70(オーバー70歳)
▼昨日は、韓流ドラマ「ドクター・異邦人」(20回)の最終回でした。とっても感動させられました。心打つセリブがありました。
▼「警察は(裏金作りなどぜずに)泥棒を捕まえればいい」「医者は(患者を貧富の差で選んだり、金儲けに走ったりせず)患者を治せばいい」「政治家は(秘書に責任を押し付けたり、無知をさらけ出したりせず)クリーンな政治をすればいい」という簡単な、ごく当たり前の言葉に感銘を受けました。
▼そういった意味で、「労働組合は(正社員組合員のためだけに活動するではなく、また、企業内だけに活動を限定せず、広く視野を広げ、あくまでも大衆、庶民感覚を大切に)弱者を守り、底ささえすればいい」ということなのでしょう。
▼ベースは「われ先にではなく、人を先に」と皆んなが考えれば、それこそが社会的な好循環につながるものと信じます。そんなことを教えられた韓流ドラマ「ドクター・異邦人」でした。
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抜き書き帳『金子光晴』その7

2016年04月14日 | 小説・映画等に出てくる「たばこ」
【228ページ】
ブルッセル郊外のディーカムのリュー・ド・ムーラン(風車横丁)のルパージュ氏の邸宅のすぐ前の、カフェといっても、村の者のあつまる居酒屋の二階の一室に、朝のパンとコーヒーだけついた、部屋借り生活をすることになった。それは、行きがかり上のことではあったが、ルパージュ氏の人柄と、村の環境がすっかり僕の気に入ったので、この滞在の1年半は、僕の生涯にとってもっとも生甲斐のある、もっとも記念すべき期間となった。

【232ページ】
一すじな向学心に燃えた、規律的な、清浄なこんな生活が、なによりも僕にぴったりとしたものと、ためらいなく考えるようになったじぶんを、過去の男だな、----の自分と比べてみて、信じられない位だったが、それはみな、ルパージュの友情のたまものであった。まなぶことのたのしさは、この時期をすごして、永久に僕のもとへかえってこなかった。

[Ken] 誰しも心地よい規則的な生活、田舎暮らし、信頼できる恩師との出会いがあるわけではありません。そんな幸福に満ちた唯一の時期が、金子光晴さんにとってのブルッセルだったのでしょう。ヨーロッパには、部屋と朝食の宿屋としてB&B(Bed&Breakfast)があり、私も30歳の頃、イギリスで数泊お世話になりました。とても家庭的で、夜の10時過ぎまで暮れない白夜の散歩を終えて部屋に戻ったら、夜食にとサンドイッチがテーブルに置かれていたことを思い出しました。
私の感覚として、一般的な労務・労働といわれる職業に就かず、親の遺産や仕送りで過ごした作家としては、「川端康成さん、永井荷風、太宰治さんぐらいかな?」と記憶していましたが、金子光晴さんもそうでした。お金の使い振りが半端ではないと驚かされました。川端康成さんはノーベル文学賞、永井荷風さんは文化勲章を受賞していますが、金子光晴さんはそんな知らせが来てもお断りしたであろうと言われており、私も同感です。(つづく)
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花に誘われて歩き回る!

2016年04月14日 | O60→70(オーバー70歳)
▼3月31日の昼休み、芝東照宮入口の八重桜はまだ開花していませんが、二週間後ぐらいにはたわわな花が咲き乱れることでしょう。
▼いつもは裏から入るのですが、今回は増上寺の正門横から入り、手を洗い口をゆすいでから、満開に近い桜の写真やビデオを撮り、人混み中、空いてる石の上に座ってシャケのおにぎり、野菜サラダ弁当を食べました。おまけは、サンジェルマンのパンでした。
▼ランチを終えて増上寺の裏手を抜け、東京タワー前を通り、ランチ花見で賑わう芝公園を経由して職場に戻りました。暖かい外気に包まれ、早足で歩いたので少し汗をかきました。
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