映画「クローズドノート」に題名だけ出ていた表題の小説ですが、気になって読んでみました。あまりフィクションは好きではありませんが、この小説はストレートな筋の流れで読みやすく、映画のようなテンポで進んでいきます。そのわりに結構読み応えのある小説でした。
戦中戦後の沖縄に関する話が物語の根底に流れていますが、決して暗いイメージになることはなく、前向きに生きる人や家族の姿が描かれています。
主人公は、誰からも愛される少女である一方、困難な道に挑もうとする姿勢など、子供とは思えない積極性も持っています。でも一番救われるのは、誰をも明るく照らす、太陽のような天真爛漫さをもっていることです。まさに「太陽の子」です。
おすすめの小説です。
戦中戦後の沖縄に関する話が物語の根底に流れていますが、決して暗いイメージになることはなく、前向きに生きる人や家族の姿が描かれています。
主人公は、誰からも愛される少女である一方、困難な道に挑もうとする姿勢など、子供とは思えない積極性も持っています。でも一番救われるのは、誰をも明るく照らす、太陽のような天真爛漫さをもっていることです。まさに「太陽の子」です。
おすすめの小説です。