いよいよ新刊三部作の最後である。生と死、つまりあるとないという存在の話は、いまや一番池田さんらしく、ぶれない内容に思える。その意味で「死とは何か」で締めくくるのは極めて池田さんらしい。
ところで、今回の三部作出版は歓迎しているものの、6年2組の文章や悪筆の字をそのまま載せるなど、少しやりすぎかなとの感もある。池田さんのルーツを探るなどの意図は分かるが、そこまでやらなくても・・と思ったりする。池田晶子ファンとはいっても、人間個人として興味があるわけではなく、個人ではない誰でもない真の言葉を発することを追求したのが池田晶子さんだと思うからだ。
それよりも池田晶子さんが語る様子の方が、言葉に表れない真の姿を知る意味で興味がある。講演のCD、できればDVDがよい。池田さんが大森氏に感じたように、善く生きるということを示した真の姿を我々も感じることができるかもしれない。
ところで、今回の三部作出版は歓迎しているものの、6年2組の文章や悪筆の字をそのまま載せるなど、少しやりすぎかなとの感もある。池田さんのルーツを探るなどの意図は分かるが、そこまでやらなくても・・と思ったりする。池田晶子ファンとはいっても、人間個人として興味があるわけではなく、個人ではない誰でもない真の言葉を発することを追求したのが池田晶子さんだと思うからだ。
それよりも池田晶子さんが語る様子の方が、言葉に表れない真の姿を知る意味で興味がある。講演のCD、できればDVDがよい。池田さんが大森氏に感じたように、善く生きるということを示した真の姿を我々も感じることができるかもしれない。