哲学とワインと・・ 池田晶子ファンのブログ

文筆家池田晶子さんの連載もの等を中心に、興味あるテーマについて、まじめに書いていきたいと思います。

ラピタの万年筆

2005-10-07 04:48:36 | 万年筆
 世間では万年筆は本当にブームなんでしょうか。自分の周りを見ても万年筆を使っている人はほとんどいません。

 そんな中で、ラピタという雑誌(11月号)の付録がミニ万年筆というので買ってみました。小さいとはいえ結構ズッシリ感のある万年筆です。ペン先はBくらいの太さでしょうか。小さい万年筆なので携帯はしやすいですが、手帳に書くには太すぎる字ですね。それにしても980円の雑誌の付録とは驚きです。

 ところで以前モンブランの万年筆を使っていることを書きましたが、それはプライベートで少し使っている程度で、実は最も使うことの多い万年筆は、ラピタ11月号にも掲載されている、パイロットのキャップレスです。仕事場で使っているのですが、ボールペンのようにノック式で使えるのは本当に便利ですし、ボールペンのように押さえずに書ける万年筆の書き味は疲れにくく、手にやさしいと言えます。

 仕事で万年筆を使う場合の難点としては、紙質によってにじみやすいことと、複写式や郵便宛名書きには使えないことくらいでしょうか。もう一つ乾きの遅さにも注意が必要です。万年筆はやっぱりスローライフな筆記具なんでしょう。

 逆に言うと、どんな紙にも同じように書けるボールペンというのは、ファストライフの典型で、その意味では凄い筆記具と言えますね。