空き地の日々の変化に

太陽が出なくて昼間もひんやり、島岡美延です。
桜、ツツジ、ハナミズキと「いつか誰かが植えてくれた」恩恵を毎年、受ける4月。
いわゆる「雑草」といわれるものも、この季節、目覚ましい変化を見せてくれます。
私が思わず気にかけてしまう小さな空き地。
実はここ、道路拡幅予定地なのか、何年か前からロープがはられた場所。
立ち入ることはできませんが、「季節の変化」を見つけては癒されています。
冬の間、何もなかった場所に、今はたくさんの緑。
朝、見かけるとタンポポが咲いています。
あ、タンポポって暗くなると閉じると思っていたのですが、「花が咲いて10時間経過すると閉じる」のだそうですね。
シロツメグサは、葉っぱがどんどん茂り、そろそろ花が咲くかしら。
この時期、薄いオレンジ色のポピーのような花をよく見かけませんか？
ナガミヒナゲシという繁殖力の強い外来種なんだとか。
おなじみのハルジオンも可憐な花をつけていますが、これも外来種。
夏の「草ぼうぼう」の前、日々の変化が楽しいです。

「自らの判断」をどうするか

昨日の寒さがやや残る朝、島岡美延です。
ひざ掛けなど「暖かグッズ」はいつしまえるかしら。
韓国の旅客船沈没事故から4日目。
船体は完全に海に沈み、ダイバーたちが懸命の捜索を続けるも、いまだ273人の安否が不明です。
第一報を聞いた時、こんな大きなフェリーがなぜ、と思うと同時に救命ボートで脱出が間に合うものと思っていました。
乗客より先に船長たちが船を離れていたことにも驚きました（その後、拘束令状）。
44隻あったといわれる25人乗りの救命ボートはほぼ使われなかったようで、転覆の原因がなんであれ、事故後の対応のまずさは信じがたい気がします。
「船室から出ないで」というアナウンスが繰り返される中、助かった人は「ここから出ないと危ない」と自分で判断したよう。
東日本大震災の津波、福島第一原発事故からの避難・・・、ちょっと思い出してしまいます。
命を左右する判断が一瞬で求められる時、自分に何が出来るのか。
それを実践する身体能力はあるのか。
想像することも「万が一」への備えです。

杉下右京、絶海の孤島へ

久々の雨、それも季節が戻るような寒さに、島岡美延です。
GWに「離島への旅」はいかが？
映画『相棒劇場版Ⅲ　巨大密室！　特命係　絶海の孤島へ（26日公開）』をご紹介します。
太平洋に浮かぶ孤島、そこも東京都（警視庁管轄）。
その島はある実業家（宅麻伸）の私有地で、元自衛隊員（伊原剛志、釈由美子）らが、ある志を持ち、訓練のために共同生活を送っていた。
そんな特殊な環境下で、1人の男が死亡。
その“事故”と、島にまつわる“妙な噂”を調査するため、島へやってきた特命係の杉下右京（水谷豊）と甲斐享（成宮寛貴）。
“事故”はやがて、殺人事件へと変貌し、さらには防衛省、警察庁、国の権力者たちが暗躍する得体の知れない大きな謎へと進んでいく。
その島で何が隠蔽され、何が裁かれたのか・・・！？
2代目相棒の神戸尊（及川光博）や、いつもの面々ももちろん大騒ぎ。
スーツ姿でジャングルを突き進む右京。当然、「愛用の紅茶」も忘れていません。
迫るタイムリミット、陸海空72時間の攻防戦をぜひ。

「よい風呂の日」に再び！

今日も5月の陽気、島岡美延です。
GWの予定は決まりました？
海外旅行、日本の温泉、両方行きたいなら、4月26日「よい風呂の日」公開の映画『テルマエ・ロマエⅡ』へ。
ヤマザキマリ原作。
古代ローマの浴場設計技師ルシウスが現代日本の銭湯にタイムスリップという驚天動地の物語を見事に実写化した前作は、興行収入59.8億円の大ヒット。
さらにスケールアップした今回、ブルガリアで古代ローマの町並みや高さ50㍍級のコロッセオを忠実に再現し、現地のエキストラ5000人の協力を得て、前代未聞の撮影を決行。
草津、箱根、水上、諏訪などのロケも満載。
ルシウスの阿部寛を筆頭に、古代ローマ人に市村正親、北村一輝、宍戸開。
「平たい顔族＝日本人」の上戸彩、笹野高史、キムラ緑子が再結集。
古代ローマのグラディエイターとして、元横綱の曙、琴欧洲（撮影時は現役）も登場。
彼らを癒すテルマエ建設を命じられるルシウス。
さらに、ローマ帝国を二分する危機に巻き込まれ・・・。
ああ、温泉に行きたい！

原田大二郎があの人を演じる

街路樹のハナミズキが見頃、島岡美延です。
花の記憶は、人々の中で大切な思い出のはず。
でも「思い出が止まって」しまった人の悲しみは・・・。
4月29日（祝）の昭和の日に、神奈川県立青少年センターで上演される『めぐみへの誓い～奪還』の舞台に主演する原田大二郎さんが先日のラジオにご出演。
4月5日に70歳（！）になった原田さんは、お洒落なＴシャツにジャケット姿。
大きくてよく響く声は、スタジオを一気に明るくします。
そんな彼が、横田滋さんの話になると、言葉を詰まらせました。
滋さんを演じることになった原田さん。
初対面の時、車から降りてくる滋さんの姿に、あまりにも長すぎる年月を想って涙がこみ上げたそう。
29日の上演は、昼の部はほぼ満席、夜の部（18時30分開演）はまだ大丈夫なので、皆さん、お越し下さい、とのこと。
内閣官房拉致問題対策本部、神奈川県、川崎市などの主催で入場無料の舞台です。
「やっと自由でいられる年齢」になったと語る原田さん、俳優人生のお話も深いものでした。

姿勢で目を引く人になる

頭上の出来事にもご用心、島岡美延です。
昨日、川崎市内でけやきの大きな枝が折れて落下し、歩いていた女の子が大怪我をしました。
スマホ歩きの人が本当に多い昨今、人々の視野は狭くなるばかり。
せめて「前方で起きている」ことが見えるように歩きたいです。
さて、今月の姿勢テーマ「あなたの印象は姿勢で決まる」を実践していますか？
初対面の人との待ち合わせの場所にスマホ歩きしながら、遅刻して現れる、なんてことしていませんよね！？
もし、そんなあなたを相手が見たら「初対面の相手に会うという準備が出来ていない人」という印象を持つでしょう。
日常生活の中で「スマホを見る角度」に首が固定される時間がどんどん長くなり、首の骨が「ストレートネック」といわれる、本来のカーブとは違う人も急増中。
その状態で、いざ「いい姿勢をとろう」としても痛みが出るなど、困った事態にも。
まずは、首を立てて「視線を前方に」する時間、スマホから解放される時間を増やしませんか。
前を向いて背筋が伸びたあなた、素敵です。

歴史の分かれ目、9月11日

どんより曇り空の月曜日、島岡美延です。
新年度も半月ほど、慣れてきた頃に見えてくる大型連休。
実は、新生活を「やめたい」と感じ始める難しい時期です。
こちらは、歴史の転換点。
映画『神聖ローマ、運命の日　オスマン帝国の進撃（19日公開）』をご紹介します。
原題は『11 Settembre 1683』、1683年9月11日、歴史は動きました。
オスマン帝国の大宰相カラ・ムスタファ率いるトルコの大軍30万が、満を持してヨーロッパへの侵攻を開始し、ハプスブルク家の都ウィーンを包囲する。
ウィーンの勢力はわずか1万5千。
絶体絶命の中、神聖ローマ皇帝レオポルト1世に召喚されてウィーンに赴いたのは、病を治す奇跡の修道士と民衆に慕われるマルコ・タヴィアーノ（F・マーレイ・エイブラハム）。
4万の援軍を得たキリスト教勢力と30万のイスラム教勢力の大決戦が始まった・・・！
「信仰」が戦いの理由になり、歴史は繰り返されてきたのでしょうか。
2001年9月11日のことを思い浮かべます。

妖魔と戦う力を持つ少女

東北は次々と桜満開、島岡美延です。
ほうきで空を飛ぶ能力だけあるのが魔法使いのキキ。こちらは、普通の少女が封印されていた能力に目覚める・・・！
映画『シャドウハンター（19日公開）』をご紹介します。
原作の「シャドウハンター骨の街」は全世界で2200万部のベストセラー。
主演は、映画『白雪姫と鏡の女王』で、女王からのいじめに自ら戦う、芯の強い白雪姫を演じたリリー・コリンズ。
凛々しい眼差しは今回も。
NYのごく普通の少女クラリーの日常は、母がさらわれたことで一変する。
見たこともない生き物に襲われ、危機一髪のところで命を救ってくれた少年ジェイスによって、驚くべき真実を告げられる。
この世には吸血鬼や人狼、妖魔が存在し、ジェイスは妖魔を狩り、伝説の聖杯を守る“シャドウハンター”だという。
そして、クラリーの母もまた最強のシャドウハンターだった。
母を救い、失われた聖杯を探すため、クラリーの強大なパワーが目を覚ます・・・！
登場人物がみな、妖しく美しい冒険ファンタジー。

このミニスカ制服は

主役はソメイヨシノから八重桜へ、島岡美延です。
植え込みのつつじもGWはまもなく、と告げるように咲き始めています。
5月に本格導入されるという「制服」が話題の的。
注目を集めることは重要でしょうが、これはいかがなもの？
航空会社スカイマークの客室乗務員が、新しいエアバスで着用するという「ひざ上15㌢のミニスカート」。
ただ立っているだけで太ももがあらわになる長さ、しかも身体の線がしっかりわかる「ワンピース」。
歩いたり、まして「お客様の荷物をあげる」という動作でこのワンピースがどのようになるか、想像できます。
同社によると「機内の快適性を知っていただく」のが目的だとか・・・！？
私が就職活動をした頃、客室乗務員は人気職業。
その面接を受けた同級生のエピソードを思い出しました。
横一線に並ばされ、「スカートをひざ上まで上げてみて下さい」と言われたのだそう！
「スチュワーデス」から「キャビンアテンダント」になっても、意識は何も変わっていない、それが今回の制服騒動かも。

アベンジャーズVS全世界

咲き始めたつつじが驚く冷え込み、島岡美延です。
気温の変化、まだ油断できませんね。
こちらも一瞬の油断もならず！
『アベンジャーズ』プロジェクトの最新作、映画『キャプテン★アメリカ　ウィンター・ソルジャー（19日公開）』をご紹介します。
ヒーローたちを集結させた国際平和維持組織S.H.I.E.L.D.（シールド）は、新たな防衛システムを開発。だがそれは、全人類を監視下に置き、実質的に世界を支配するものだった・・・。
キャプテン・アメリカ（クリス・エヴァンス）は、そんなシールドのやり方に疑問を持ちつつ、組織の一員として活動している。
ある日、彼だけでなく、ニック・フューリー（サミュエル・L.ジャクソン）やブラック・ウィドウ（スカーレット・ヨハンソン）が、次々と「仲間」から命を狙われる。
最強の暗殺者ウィンター・ソルジャーの正体とは？
それを操る者の恐るべき陰謀とは・・・！
ご想像の通り、迫力の映像の連続。
ただ、「本当の敵」はどこにいるのか、それは現実の世界と似ているかも！？