男女の過去こそ、サスペンス

「決定的な証拠」は見られず、島岡美延です。
見出しが「涙の会見」となった小保方さん。
科学の真実は一体どこに？
「知りたくなかった話」を聞く・・・、それはサスペンスの始まり。
映画『ある過去の行方（19日公開）』をご紹介します。
前作『別離』で、第84回アカデミー賞外国語映画賞やベルリン映画祭金熊賞などに輝いたイランのアスガー・ファルハディ監督が、初めて舞台を外国に移し、さらに緻密な脚本を練り上げました。
パリ郊外。アーマドは離婚協議のため、4年ぶりに自宅に戻ってくる。
妻マリー＝アンヌ（ベレニス・ベジョ）には、既に新しい恋人サミールがいた。
それに不安を感じている娘が、アーマドに語った衝撃的な告白、それは思いもよらない真実。
スパイが登場したり、恐ろしい事件がなくても、最初から最後まで、緊張感に満ち溢れた展開。
第84回アカデミー賞作品賞『アーティスト』でスターになったベレニス・ベジョが、激しい女性を体現。
1人の女を巡る2人の男。
過去における真実って何？

この攻防の行方は？

新生活には慣れてきましたか、島岡美延です。
ドコモのサイトの「スクランブル交差点で1500人が歩きスマホ」というシミュレーションが話題になっています。
「就活」でスマホに出会った若い社会人から「ナビなしではどこにも行けない」という話を聞いたばかり。近未来の現実になりそう！？
4月1日には入社式、消費税増税、そして、理化学研究所の記者会見がありました。
今日、小保方さんが、あの輝かしい登場以来、初めて公の場に姿を現すことになっています。
一連の騒動について、「佐村河内問題と時期が近かったのが、小保方さんの不運」と言った人がいました。
確かに、そう考えることもできそう。
「新垣氏という未知の人物」が、感動の作曲家の真の姿を語り、その後に「別人のような姿になった本人が反論」しました。
当然、記者たちからは厳しい質問の嵐。
理研は、トップらが「小保方さん1人の不正」を口々に語り、「反論の機会もなかった」とする彼女が、不服の申し立て。
記者側の態度も含め、会見に注目です。

目をそらしてはいけない実話

各地で桜吹雪の中の入学式、島岡美延です。
まさにニッポンの春。
こんな季節に、辛いけど知っておくべき真実・・・、映画『レイルウェイ　運命の旅路（19日公開）』をご紹介します。
蒸気機関車に魅了された鉄道好きなエリック・ローマクス（コリン・ファース）。
英国軍に入隊し、第二次大戦下に日本軍の捕虜となり、タイとビルマを結ぶ泰緬鉄道の建設に狩り出される。
仲間は命を落とし、激しい拷問など戦禍を生き延びたエリックだったが、その記憶に苦しむ日々。
彼のそばには、いつも妻パトリシア（ニコール・キッドマン）が献身的に寄り添っていた。
ある日、新聞記事で、当時の日本人通訳・永瀬（真田広之）が戦争体験を伝えるため、タイで寺院を建てたことを知る。
彼の生存に激しく動揺するエリック。
数十年の時を経て、過去と決別すべく、タイで永瀬と対峙することに。
緊張の瞬間が刻一刻と迫る・・・。
すでに故人となった2人ですが、その交流は21世紀まで続きました。
「赦しの先」の希望の物語です。

ふるさと、なのです

冷たい空気の朝、島岡美延です。
午後から、さらに明日以降は、春から初夏の空気になりそう。
昨日は空模様に翻弄された日曜日でしたね。
「今年はもう少し実家に帰ろう」とお正月に話してから、あっという間に新年度。
お正月以外で妹とともに遊びに行くのは、いつ以来！？
私たちが子どもの頃からあった桜の木々。
バス停からの道のあちこちで、青空のもと、花びらを散らし始めた桜を堪能しました。
5年前から家の中でも杖をついている父。
ベランダからも桜が見えるので、結局は家の中でお弁当を食べる「地味なお花見」でしたが、午後から天気急変！
2度も激しい雷雨（みぞれ混じりも）に降り込められ、思わずヒーターをつけた気温の降下。
その雨が上がった頃、別の予定があって、先に帰った妹。
私は、太陽の光がハシゴのようにふりそそぐ空の「ベランダからの富士山」を眺めることが出来て大満足。
「4月の勢ぞろい」を想像以上に喜んでくれた両親。
さほど遠くはない横浜の実家ですが、やはりここが「ふるさと」です。

大物女優、「母と娘」で競演

天気が急変しそうで、各地の桜まつりが心配、島岡美延です。
今日は、お正月以来の実家、目当てはお花見・・・！
「久々の家族集合」、古今東西の映画が描いてきたテーマです。
映画『8月の家族たち（18日公開）』をご紹介します。
世界の映画祭で女優賞に輝く二人が、ついに「母と娘」として競演。
共に強烈な存在感で火花を散らしています。
8月の真夏日。父親が失踪したと知らされ、オクラホマの実家に集まった三姉妹。
真面目すぎて暴走しがちな長女バーバラ（ジュリア・ロバーツ）。
1人地元に残り、秘密の恋をしている次女アイビー。自由奔放な三女カレン。
それぞれが家族や婚約者を連れてやってくる。
娘たちを迎えたのは、闘病中だが気が強く、率直で毒舌家の母バイオレット（メリル・ストリープ）と、その妹家族。
食卓を囲んだ会話シーンが圧巻！
出るわ出るわ、「言わなくていいホンネ」と「ありえない隠し事」・・・！
メリル・ストリープが画面を引っ張り、共演者が皆、その迫力に応える。
必見です。

「ちょい太め」基準に

寒気に注意が必要な週末、島岡美延です。
北上中の桜前線は、雪との共演になるかしら。
昨日、日本人間ドック学会と健康保険組合連合会が、血圧や肥満度などについて、「異常なし」とする数値の緩和を発表しました。
6月に正式決定、来年4月から運用予定だそうですが、今年の健康診断でも「参考」に出来ます。
これは、2011年に人間ドックを受けた約150万人のうち、たばこを吸わずに持病がないなどの条件を満たす約34万人を「健康な人」として、そこから5万人の数値を点検。
その結果、これまでより「大きい数値」でも健康だったことが判明したのです。
多くの人が気にする血圧。
いわゆる「上」＝収縮期血圧は、これまでは「130未満」が異常なし、だったのを「88～147」へ。「下」は「85未満」から「51～94」に。
肥満度の目安のBMI。体重（㎏）を身長（㍍）で2回割った数値も男女それぞれ緩和されます。
コレステロール値は、多くの人が「正常範囲」に収まるかも。
まずは去年の数値で確認？

金曜日の朝のラジオ

雨の朝、今日から金曜日の番組、島岡美延です。
かわさきFMは、79.1MHz。最近はパソコンやスマホを通じて聞くという人が多いよう。
その聞き方や番組表など、詳しいことはサイトをご覧下さい。
映画・演劇・芸術などの情報や、ゲストコーナーも多いので、盛りだくさんの午前中の番組になりそうです。
生放送のワイド番組で、何人（何組）ものゲストが登場するのも大きな特徴。
音楽をかけている間に、目の前のゲストが入れ替わる、ということを繰り返します。
電話中継で顔が見えないやりとりもあり。
ミュージシャンなど「出演に慣れている」人もいれば、地域住民の方など「生まれて初めてのラジオ出演」という人もいます。
インタビュアとして心がけているのは「楽しく話せた」という実感を持って帰ってもらうこと。
相手が「インタビューされるプロ」なら、「こんなインタビュー初めて」と思ってもらいたいし、「初体験に緊張している人」なら、「また出たい」と思ってもらいたい。
それでは、新年度最初の番組、いってきます！

女子高生になった剛力彩芽

南米沖からの津波を警戒する朝、島岡美延です。
地球は丸く、つながっています。
この春、初めての制服に身を包む人、いよいよ新生活が始まりますね。
この人の久しぶりの制服姿はいかが？
映画『L・DK（12日公開）』をご紹介します。
渡辺あゆ原作の世界に、剛力彩芽が飛び込んだのか、抜け出てきたのかという存在感から目が離せません！
西森葵（剛力）は、家庭の事情で学校近くのアパートで1人暮らし。
ある日、ボヤ騒ぎを起こしたことがきっかけで、隣の部屋に住む学校一のイケメン、久我山柊聖（山崎賢人）と突如、同居するハメに。
バレたら退学になりかねない秘密を必死で守ろうとする葵。ちょっかいを出して面白がっている柊聖。
「最初は嫌いだったアイツが・・・」という少女マンガの王道を行く展開！
ポケベルもケータイもなかった時代に学生時代を送った人でも、遠い日の「ドキドキした記憶」を思い出せる仕掛けが盛りだくさん。
葵を兄のように見守る存在や柊聖の元カノなど、「王道」の登場人物が物語を彩ります。

春の「大片付け」はいかが？

どこへいっても桜がきれい、島岡美延です。
ただ、雨マークが増えた天気予報に、週末の光景が気がかり。
入社式など晴れやかなニュースより、消費税のバタバタ、そして理化学研究所の記者会見が印象的だった昨日。
「研究不正は小保方さん1人です」という強烈な言葉、そして小保方さんからは反論コメント。
「人権侵害もある」ということで弁護団も結成されたようです。
感謝・信頼の対象だった自分の所属組織を敵に回して闘う、という構図になってしまいました。
本当のことはわかりませんが、時間をかけていいから、STAP細胞の存在をもう一度示して欲しい、そう思ってしまいます。
さて、色々な別れと出会いの季節の今、ハマッているのが「春の大片付け」。
モノを捨てる、整理して収納する・・・、コツは「がんばりすぎない」。
1日1箇所、「一番上の引き出し」などと手がける場所を絞ります。
モノが減っていく快感で、無理しなくても「明日はここをやろう」などの前向きな意識が働く好循環。
部屋も気分も軽やかな春！

初対面、あなたの「印象」は？

2014年度スタート、島岡美延です。
17年ぶりの消費税アップで「エイプリルフール」も忘れそうな4月1日。
1997年4月も私はラジオの生放送をしていました。
昨日は月曜の番組メンバーから花束をいただき、ミニ卒業式気分、嬉しかったです。
さて、桜も満開の中、新生活に踏み出す皆さん、おめでとうございます。
自分の環境はあまり変わらなくても、新メンバーを迎える、という方も多いでしょう。
今月の姿勢テーマは「あなたの印象は、姿勢で決まる」です。
新入社員であれば、就活とあまり変わらぬスーツ姿がずらり。
制服がある仕事の人も「服装の印象では差がつかない」ですね。
そんな中であなたの印象を左右するのが「姿勢と動きのスピード、そして表情」です。
人と目をあわさないように、誰かの影にかくれるように・・・、それが好ましくないことは想像できますよね。
周囲に「話しかけないでオーラ」、無意識に出てしまっていませんか？
動き方、表情も「その場に必要な対応」が出来ることが大事です。