なでしこジャパンのノルウェー戦が楽しみ、島岡美延です。ベスト8へ、頑張れ!
今夜はラグビーもあるけど「日本代表」の考え方が独特。自分の国籍のこと、どれくらい考えたことありますか。日本ではあまり聞かない「国際養子」、韓国では朝鮮戦争の頃からこれまで約20万人が海外へ。映画『ソウルに帰る(11日公開)』をご紹介します。韓国系フランス人アーティストのパク・ジミンが、主人公の人生に自分との共通点を感じて出演、演技未経験ながら世界の映画祭で絶賛されています。
韓国からフランスへ養子縁組されて育った25歳のフレディ。想定外のことが起きて韓国に初めて戻ってくることに。しかし自由奔放な彼女は、韓国の言葉や文化になじめず、周囲と摩擦を起こしてしまう。フランス語が出来るテナの手助けにより、フレディは自分の両親について調べ始め、実の父親に会いにいくことに――。
両親をたどれる仕組みはよく考えられています。ただ、この主人公のように、そうとう複雑な感情になりそう。