中3少女が「死刑になりたい」と事件を起こす2022年夏休み、島岡美延です。
埼玉県から刃物を3本持って電車に乗り、面識のない女性（53）とその娘（19）を刺し、それぞれ約3か月の重傷を負わせました。「自分の母親と弟を殺すための予行演習」との供述も。「母親の性格に自分が似てきたのが嫌になった」のだとか。
夏休み明けの子どもの様子や変化に注意と言われて久しいです。大きな問題を抱えているように見えなくても、衝動的に何かを起こしてしまう可能性はどんな子どもにもあるよう。
子どもに関する様々な問題に対応するという「こども家庭庁」は来年4月発足予定。昨年12月に「子ども庁」から名前が変わったことに旧統一教会が関わっているのでは、と言われています。この国がずっと放置してきた子育て、教育、介護などの問題。そもそも「全部、家庭に押し付けてきた」から、女性の社会進出が諸外国に比べ、圧倒的に遅れているのでは。
