原発は攻撃にさらされ、核不拡散条約の会議決裂、島岡美延です。異常気象対策などで手一杯の人類、なぜ平和な社会を目指せない?
ウクライナの今を知るため、ユーロマイダン革命のことを。映画『オルガの翼(9月3日公開)』をご紹介します。2013年11月に首都キーウの独立広場に市民が集まり出し、2014年2月、親ロシア派のヤヌコーヴィチ大統領追放へ。
革命直前のキーウ。体操欧州選手権を目指す15歳のオルガは、政権の汚職を追及するジャーナリストの母と共に何者かに命を狙われる。身の安全のため、父の故郷スイス代表チームに合流し、変わり果てた街や家族・友人が傷つく姿をSNSを通じて見るしかないオルガ。ウクライナの市民権を手放して選手権出場か、彼女の決断とは?
主演のアナスタシアは欧州選手権出場歴を持つアスリートで、今年2月、ロシアの侵攻によりスイスに逃れているそう。マイダン革命の映像は全てデモ参加者がスマホで撮影していたもの。ドキュメンタリーのような緊迫感。