映画を撮ったことのない映研部員が

一夜明けても、勝者は決まらず、島岡美延です。
“何か新しい力”は、様々な世界に必要。
日本映画界の鬼才監督と若い才能たちの予測不可能なケミストリーで創造する新レーベル<シネマラボ>、第一弾は『踊る大捜査線』シリーズの本広克行監督。
映画『ビューティフルドリーマー（6日公開）』をご紹介します。
主演の小川紗良は、監督作品もあるという日本では稀有な女優。
映画を撮った経験がない美大の映画研究会。
“部室の片隅に何かある”という夢を見たサラは、実際に古い段ボールを発見。
出てきたのは、古い脚本と演出ノート、1本の16㎜フィルム。
その「夢みる人」を映写してみると、途中で終わっていた…。
ふらりと現れたOBのタクミ先輩（斎藤工）は、「これは撮ろうとすると必ず恐ろしいことが起きる、いわくつき映画」だという。
サラは5人の部員とともに、自らは監督としてこの作品に挑む。
次々と予期せぬトラブルが起きる中、映画は完成するのか…？
“映画作りあるある”が凝縮された75分、これぞ鬼才・本広監督のワザ！