明日はみぞれか雪か、島岡美延です。
時代劇ほど遠くないけど、あの時代、やはり今とは違う日本人がいた気がします。
映画『惑う After the Rain(21日公開)』をご紹介します。
物語は昭和55年、冬。
結婚式を明日に控えた娘と母という、ある家族の一場面から始まります。
この時代設定をフィルムでの撮影にこだわって、丁寧に紡いだ林弘樹監督。
特に、一家が住んでいたのが、明治時代に建てられた料亭の離れ屋敷、という設定。
たたみ、ちゃぶだい、障子、縁側、割烹着…、という昭和の光景が美しいです。
嫁ぐのは長女・いずみ(佐藤仁美)。
幼い頃、急逝した父・誠志郎(小市慢太郎)との思い出を母・イト(宮崎美子)と語る。
次女・かえで(中西美帆)は、編集者をしながらシングルマザーになっている。
時代は、さかのぼり、誠志郎がこの家で私塾を開き、イトと出会い、二人の娘とどんな思い出を作ったか…。
家族とは何か、“家の制度”とは何か。
家族になる、って素晴らしい奇跡なんです。
時代劇ほど遠くないけど、あの時代、やはり今とは違う日本人がいた気がします。
映画『惑う After the Rain(21日公開)』をご紹介します。
物語は昭和55年、冬。
結婚式を明日に控えた娘と母という、ある家族の一場面から始まります。
この時代設定をフィルムでの撮影にこだわって、丁寧に紡いだ林弘樹監督。
特に、一家が住んでいたのが、明治時代に建てられた料亭の離れ屋敷、という設定。
たたみ、ちゃぶだい、障子、縁側、割烹着…、という昭和の光景が美しいです。
嫁ぐのは長女・いずみ(佐藤仁美)。
幼い頃、急逝した父・誠志郎(小市慢太郎)との思い出を母・イト(宮崎美子)と語る。
次女・かえで(中西美帆)は、編集者をしながらシングルマザーになっている。
時代は、さかのぼり、誠志郎がこの家で私塾を開き、イトと出会い、二人の娘とどんな思い出を作ったか…。
家族とは何か、“家の制度”とは何か。
家族になる、って素晴らしい奇跡なんです。