立春、でも都心も氷点下の寒い朝ですね、島岡美延です。「待つ」という言葉が最も似合う季節が春、だと感じます。少しずつ身近な春を見つけていきたいもの。
どの季節もここには熱い風が吹いていそう、スペインの巨匠がまた素敵な映画を届けてくれました。「抱擁のかけら(6日公開)」で、ペドロ・アルモドバル監督は、今度もペネロペ・クルスを主演に、複雑で驚きに満ち、何より愛に溢れた作品を紡ぎ出したのです。
ある事件で失明し、脚本家として生きるハリー(ルイス・オマール)は、かつてマテオという名の映画監督で、14年前の事件を知る人物との再会により、封印した記憶をたどり始める。ハリーは、女優を夢見るレナ(ペネロペ・クルス)と一目で恋に落ち、彼女を主演に映画を撮る。実はレナにはパトロンがいて、息子に「メイキング映像撮影」という監視役を命じる・・・。
映画の中に映画、など複雑な構造にも思えますが、見終わったあとの深い充足感! ペネロペ・クルスの圧倒的存在感! 愛こそが人生を再生させる、のです。
どの季節もここには熱い風が吹いていそう、スペインの巨匠がまた素敵な映画を届けてくれました。「抱擁のかけら(6日公開)」で、ペドロ・アルモドバル監督は、今度もペネロペ・クルスを主演に、複雑で驚きに満ち、何より愛に溢れた作品を紡ぎ出したのです。
ある事件で失明し、脚本家として生きるハリー(ルイス・オマール)は、かつてマテオという名の映画監督で、14年前の事件を知る人物との再会により、封印した記憶をたどり始める。ハリーは、女優を夢見るレナ(ペネロペ・クルス)と一目で恋に落ち、彼女を主演に映画を撮る。実はレナにはパトロンがいて、息子に「メイキング映像撮影」という監視役を命じる・・・。
映画の中に映画、など複雑な構造にも思えますが、見終わったあとの深い充足感! ペネロペ・クルスの圧倒的存在感! 愛こそが人生を再生させる、のです。