昨日は台風のような春の嵐でしたね、島岡美延です。近所の桃の花が散って、道が一面ピンク色。その雨の中、京橋の画廊で開催されている、ある個展を見てきました。「鈴木共子展 千の時を紡ぐ」(村松画廊 12日まで)です。
会場の壁を埋め尽くす、紙粘土で作られた秒針だけが動いている時計。一つ一つ形も違えば、色も違う、時計の横には、名前と年月日。実は、その時計は、突然、理不尽に命を奪われた日から再生の時を刻んでいる・・・。
造形作家の鈴木共子さんの一人息子は、大学に入学したばかりの4月9日、無免許・飲酒運転の車にはねられました。そこから法律改正の活動、息子と同じ大学への入学・・・、その日々を描いた映画「ゼロからの風」は全国巡回中です。
会場に「あなたや大切な人の心臓の音を聴いて下さい」と聴診器がありました。それは「生きていれば何でも出来る」と教えてくれる音。命を実感できる個展です。
会場の壁を埋め尽くす、紙粘土で作られた秒針だけが動いている時計。一つ一つ形も違えば、色も違う、時計の横には、名前と年月日。実は、その時計は、突然、理不尽に命を奪われた日から再生の時を刻んでいる・・・。
造形作家の鈴木共子さんの一人息子は、大学に入学したばかりの4月9日、無免許・飲酒運転の車にはねられました。そこから法律改正の活動、息子と同じ大学への入学・・・、その日々を描いた映画「ゼロからの風」は全国巡回中です。
会場に「あなたや大切な人の心臓の音を聴いて下さい」と聴診器がありました。それは「生きていれば何でも出来る」と教えてくれる音。命を実感できる個展です。