『仏教英語辞典』ってぇのがあるんです。
![](/images/clear.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/00/59/27243b47cf2c220f54b0a71d26e6cca6_s.jpg)
日本語の仏教辞典よりも、ダイレクトで分かりやすい解説が時々あるので、何かの時にはめくっては「にゃ~るほどなあ」と関心したりしてます。
【善因善果】Good actions have good result.なんて出てたりするのです。
「因」をアクションとするあたりに、素直に「ほう、そうくるか」と関心したりするんです。
同じ言葉を日本語の仏教語辞典でひくと…
[善の行為が原因ととなって、好ましい結果を生じること」となります。
二つの辞書でも、「アクション」という言葉が私の注意を引くんです。「行為」だとサッと読み過ぎてしまうんです。
ちなみに、原因の方は道徳的に善いか悪いかですが、結果のほうは道徳的には善でも悪でもない中性である、というのが仏教の考え方。
たとえば、
家庭内暴力は道徳的に悪ですが、その結果としての離婚は、道徳的には善でも悪でもないということ。
誰かを手だすけするのは道徳的に善いことですが、その結果は道徳的な善悪ではなく、当事者の心の問題としてなるということでしょうか……。
それを「善因楽果」と表記したりもします。「善い結果」ではなく「結果として、心が楽になる」ということです。
ぐはっ、消化不良ですみません。┏〇"┓。
今日の写真は「錫杖」。お地蔵さまの落ち物です。シャクジョウだけに、振ると「シャクシャク」と音がします。
![](/images/clear.gif)
![](/images/clear.gif)