異業者交流に寺は入れるか
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私はおそれ多くも講演会の講師。うはははは。私ごときがという感が否めない。でも、有ること難しで「ありがたい」である。
珍しく質疑応答では二つのご質問が。
①やる気がでない時、どうすれはいいか。
②怒ってしまう時があるがどうすればいいか。
すっごく建設的な質問で、嬉しかった。我が身のことでもあるからだ。
①に関しては「一人で気分が落ち着く場所の確保」を提案させて頂いた。お寺の本堂はそういう場所だからである。私はそういう時に、とにかく座るからである。答えはおのずと内にあるのが良くわかる。
②は「慈悲の裏打ちがあるのならOKでしょう」と言いたかったのだが、かなり付け足しの雰囲気になってしまった。でも、「怒る」原因は、やはり「自分のご都合」なのだと思う。
こういう質問が建設的だと思うのは、普通なら「オヤジの法事のお布施はいくらがいいか」とか「幽霊をみたことがありますか」というのが多いからである(多いと自分では思っているが、実際には殆ど無い……。うははは。こちらが勝手に想像しているのだ)。
こんな機会がどんどん増えればいいと思う。参加者のお一人から、パーティーの席上「仏教の基本的なことをしりたいんですよ」と、これまたチョ~建設的な提案をいただいた。仏教基礎講座!ぅわぁ~、面白そうだ。何の為の仏教か。何がどうして、こんな仏教になったのか……。こういう話を一つの流れとしてお話できたら、皆さんの考え方が随分かわると思います。ご提案、ありがとうございました。┏〇"┓。[なんだか知らないけど、ここから語尾が丁寧になります。素顔の私かも……ぎゃははは。)
「……で、あなたは、どうするの?」--とことん自分の内面の力(それを○○仏と呼ぶことはあるにせよ)を信じていく……守護霊や、架空の仏に頼らない--私はそんな生き方が大好きです。
写真は節分の「お願いごと」お炊きあげの一コマ。自分の願いを割り箸に書いてもらって、火にくべてもらいました。「自分が何を欲しているのか」を具体的に把握することから、願い事成就の第一歩がスタートします。「その願いごとを叶えるために、あなたは、どうするの?」を再認識できるからでもあります。
参加者の方に「坊さんはこの会に入ってないんですか?」と聞いたら「組合がない組織は入ってないみたいですよ」との答え。あはは。宗派が入るとはとても思えない。とりあえずワッシは一匹狼じゃない、一匹坊主でいきます。ぐははは。
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