風来庵風流記

縁側で、ひなたぼっこでもしながら、あれこれ心に映るよしなしごとを、そこはかとなく書き綴ります。

肉離れ・その後

2010-05-23 12:57:07 | スポーツ・芸能好き
 肉離れと言えば、医学の世界では、誰が何をやってもすぐに治るとことはなくお手上げだと言われているそうで、応急処置は出来るものの、基本的には安静にして自然治癒を待つしかないようです。しかも、同じ箇所を何度も傷めてしまうことが多く、それだけ筋肉の損傷は後々まで大きな影響を及ぼすようです。
 私の場合は、見たところ内出血は確認されず、医者は、肉離れ部分を触診し、圧痛がどの程度かを診たわけですが、レントゲンで確認するまでもなかったという意味では、軽かったのだろうと想像されます。しかし翌日も症状(痛み)が変わらなければ、松葉杖が置いてあるような病院で診て貰えと突き放されたようなところもあり、実態は良く分かりません。
 不幸中の幸いは、連休の初めで、最初の5日間は巣籠り状態で殆ど動くことはなく、治癒に専念することが出来たことでした。一週間が経つ頃には、電車の中で立つことにも問題はなく、やや引き摺りながらも歩くことが出来るようになりましたが、階段の昇降では、つま先立ちにしなければ痛みが走るような状態だったので、二週目は、駅までの往復を車で送迎してもらい、歩く距離を最小限に留めました。三週目に入ると、ごく普通に歩ける状態になったため、送迎を止めて、駅までの20分をリハビリのつもりで歩くようにしました。ものの本には、テーピングをして患部をなるべく固定するようにしながら、徐々に運動を始めて行く、無理をするとケガの状態が悪化するので、少しずつ慣らす程度にする、とあるため、今でも外出の時にはサポーターを使い、夜は一日の労を癒すかのように湿布をして包帯で固定しています。
 ようやく三週間が経過しましたが、うさぎ跳びの格好をすると筋肉が突っ張るような違和感があり、うさぎ跳びなど怖くて出来ません(そもそもうさぎ跳びなんて何十年もやっていませんが)。軽めでも、回復までは三週間から一ヶ月以上は時間がかかるそうで、ストレッチ痛がなくなり、反対側の足とおなじくらいのストレッチ感(伸ばされている感)になるまで、ジャンプやダッシュは避けておいた方が良いそうなので、もう少しの辛抱です。もっとも出発間際の通勤電車に飛び乗るためにダッシュするような年齢ではありませんので、生活に支障はなさそうです。
 歩き始めた頃、ちょっとした動きにも痛みを感じた当初からは着実に回復し、人間の身体は逞しいものだと感心したものでしたが、一方で、傷害を起こしたふくらはぎの筋肉は硬くなり、歩き方も正常ではないため、スネなどの別の筋肉を疲れさせるなど、人間の身体は使わないと衰えるものだということも感じます。
コメント
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