撮れたて箕面ブログ

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JICAシニア海外ボランティアでドミニカ共和国へ!

2014年06月27日 | こんなことがありました!

6月25日(水曜日)JICAシニア海外ボランティアとして、来月から約2年弱の間、ドミニカ共和国でボランティア活動をされる、箕面市在住の松崎充さんが市長を表敬訪問されました。

松崎さんは長年高校の音楽教諭をされており、今回ドミニカ共和国の教育省に配属され、現地の音楽の先生の実技指導やワークショップの企画などの活動をされるそうです。

ドミニカ共和国で話されているスペイン語の勉強については、JICAでの35日間の研修とその後は1日5時間のウェブレッスンを受け、何とか習得されたそうです。派遣後も約1ヵ月は現地での語学研修があるということでした。

松崎さんは「言葉は最初伝わらないことがあるかもしれないが、音楽は言葉がなくても通じる。音楽を通して楽しさや喜びを伝えていきたい。」と熱意を語ってくれました。またご家族も一緒に連れていっての活動になるということで、「私は楽しみが半分、不安が半分な所があるが、家族はカリブ海でイルカを見たいと言っていたり、私より楽しみにしている。」ということでした。

 

また松崎さんいわく、現地では芸術担当の先生があまり熱心に子ども達に教えないという傾向があるとのこと。その理由は、子ども達をスキルアップさせると、自分の職を奪われる可能性があるということでした。ドミニカ政府からは芸術分野をきちんと子ども達に教えたいということだが、現場の先生達はそのような思いで教えていないという現状があり、教育に対しての日本との違いを語ってくれました。

現在高校では音楽祭の担当などもされており、ドミニカ共和国でも、実技指導の他に、音楽祭の企画なども任されるそうです。

市長からは「最初は言葉の面で苦労されるかもしれませんが、今後の教師人生にいい経験になるはずですので、頑張ってください。」と激励の言葉をかけられると、「現地で私の思いを共有できる仲間を1人で多く見つけて頑張ります!」と意気込みを語っていただきました。

<活動頑張ってください!

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